「瓦礫少女」写真集を作るのは実際にはかなり大変と思われる。
- 廃墟の撮影はモデルに危険が伴い困難
- セット撮影では経費がかかりすぎる
- 合成ではチャチくみえる*1
- 本当の被災地で撮影なんて!
なかなか大変だ。
あとは特撮系写真集から再掲載で作るとかになってしまうか、どうしても。
ロケハン、撮影にも普通のグラビア写真とは明らかに違ったノウハウが必要だから、やはり特撮系のカメラマンの方が良いのかも知れない。
とか色々考えてみると、実は「宇宙船」などの特撮系雑誌での雑誌連載企画で、東映などと連動して作っていくのが、一番作りやすいかなという気はする。表紙写真で使うというのもインパクトあるとは思うけれど……。
SPA!の巻頭でやっている企画写真が比較的近いかも知れないが、基本的にあれも屋内写真なので、ずいぶん違うだろうし……。
「瓦礫少女」話を知り合いの企画屋さんと話していたら、特撮系でのイメージが強いというのもあるけれど、例えばコミックでの大友克宏の「AKIRA」とか、包帯少女として出てきたエヴァンゲリオンの綾波レイなども、その系譜に位置しているのではないかと指摘を受けた。
「廃墟と少女」―「廃墟」という負の記憶と「少女」という一瞬の生命が交錯する。いちばん幸福だったころに視た、あの、風景のなかへ…。写真集「棄景」第4作。
写真集「少女物語―棄景〈4〉」の宣伝文句は上記の通りであるが、多分、瓦礫と少女というのは、
- プラスの意味で男子の保護欲
- マイナスの意味で男子の嗜虐欲
なんぞを刺激するのかも。
基本的に特撮の趣味から入ってくるオイラだと、比較的前者のような気がするけれど。後者趣味というのも確実にあるだろしなぁ。
そうそう、あと気が付いたのだけれども、顔を汚して撮ったりした方が、上手く撮影できると