小川一水のインタビューが面白い。「このライトノベルがすごい!2005」

冲方丁×ファウスト編集長太田克史インタビュー」がないのにちょっとガッカリ。これは舞台裏を非常に知りたい。
104Pの小川一水のコメントが非常によい感じ。ステップを踏みつつ自己理解を進めていることに驚きを覚える。
小川一水は自身のサイトにプロフィールとして下記のように書いている
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目指す作家は、小松左京野尻抱介
影響を受けた作家は、笹本祐一田中芳樹
見習う作家は、夏目漱石北杜夫、A・C・クラーク。
勝てない作家が、秋山完
勝ちたい作家が、秋山瑞人

と書いていることが有名だが、そこにおける5段階のステップがかなり明確に分かるようになってきている。
これは「このライトノベルがすごい!」には書かれていないが、オイラなりに翻訳すると下記のようなことになるだろう。

3/5段階 (  )
4/5段階 田中芳樹富野由悠季
5/5段階 小松左京野尻抱介

小川一水は今まで「すごく上手くなったら小松左京みたいになるかもしれない」とずっと言われ続けていたのだが、「復活の地」で少しそのベクトルが見えてきた。多分、次の踏むべきステップが分かってきたのかも知れない。
じゃあ次に目指すべき「あまり成果を出していないけれど」といっている3/5の作品が見えてきたのだろう。
上記の空欄に入るべき何人かの作家を思い付きます?