はっきりいってタイトルは最低*1。原題は「The Know-It-All」(物知り顔)で、驚異でも電車男でもない。ダサ過ぎる。
でも内容は最高。どう割り引いても今年読んだ本のベストスリーに入る。
映画化されるそうだが、さもありなん。
この本の序章を読んだら、いっぱしの活字中毒者なら、むらむらと向学心が湧いてくるのは間違いない。あとインターネットに不信感を持っている人も。
こう解釈してもいいかもしれない。
退屈な日常をいかにしてたのしく生きるかという処方箋であり、こじらせた中二病にも効く。
驚くべきことに非モテとコンプレックスにもみるみると効くんだからすごい。
最高の一冊!
- 作者: A・J・ジェイコブズ,黒原敏行
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2005/08/03
- メディア: 文庫
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【追記】
後で書き直す、もうちょっと宣伝書評っぽく。これは薦めたい本。
*1:興味を引くという意味では最高。特に副題はイイ