2005-09-13 - 見えない道場本舗
面白い。確かに今回果たした役割は大きかったのは間違いない。政治家としても生き方としても尊敬できないが、ああいったキャラが「役割どころとしてのポジション」を果たし得たときのPR力の強さを見せつけられた。
史上にたとえると、司馬遼太郎の描く「燃えよ剣」が描くところの近藤勇に近いのだろうか? いや違うな……う〜ん。
オイラに分かる範囲で例えると、ちょっと体育会系が強い小劇団での宴会部長タイプなのだが。おそらく体育会系の小団体において必要なキャラクターなのだろう。
そのためか、プロレス情報に関して強そうな、上記のサイトの執筆者id:gryphonさんやプロレスラーで衆議院議員の馳浩にはその人物像が把握できていると推察する。
立花隆が森喜朗を語れないのは、立花隆にプロレスを語れと言っているのに近いのかもしれない。ああ、こう書くとすっきりしたな。
馳浩の永田町通信にもその片鱗が記され、実は前に紹介した政界実録小説「寸前暗黒」でもかかれているんだが、「森は演説はともかく、座談や酒席での座持ちは本当の超一流、天下一品」だそうだ。しかしそのノリで喋っちゃうから失言するとも。
それはそれで問題とは思うが(笑)。