「教育」に関するmemo

今一番、興味があることが「教育」、とりわけ「世代間における教育」なんだけど、そのメモ。

教育の4つのフェーズ

  • 上から下への有意情報の伝達
  • 上下共同作業としての情報タグ作成
    • 過去検索を容易にする情報タグとデータベースの作成
    • 経済的な側面からの顔見世興行と実作の伝達
  • 下から上への「不要情報」「新・有意情報」の伝達
  • 継承者の認定

伝達は、「口伝」(チャット・イベント含む)と「書面」(商業出版物、同人出版物、過去log、データベース)による。形(かた)から入る日本では両者が揃うのが理想的。
有意情報とは、「論文・理論の整合性説明」「こう読むと面白いという解釈方法」という文化的な有意情報だけではなくて、「こーゆーのはエレガントじゃない証明だ」「こういったのがサークルクラッシャーだ」とかの失敗談からも有意情報を制作していかないと、単にお勉強的&無駄な手間を踏ませることになって伝達効率が落ちる。
80年代以降、有意情報が氾濫。「浸透と拡散」と言ってもよい。その対抗策が情報タグ、学術論文探索としてのインターネットだったはず。だがリファランス化・マニュアル化と口伝がかなりアンバランスに進んだ?*1あと弱らなければデータベース化=自分語りをせずに、有意情報を抱え込んで外部にださないという80年代の風潮もまずかったか?
第3世代はデータベースの優位性を説き過ぎるきらいが……。データベースだけあっても実作は出来ないはずなのに【←ホーリーランド神話のせい?(笑)】。

まだ未整理だけれどもメモ。

*1:スイングバイ論争の決着がよくわからない