久方ぶりのファンロード

ライトノベル特集なので。ファンロード内においては、神坂一賀東招二山本弘庄司卓田中芳樹が特別に好かれていることがよく分かる。ローディストである山本、一時代を築いた田中・神坂はともかくとして、強く富士見ファンタジアシフトが引かれている庄司・賀東のポジショニングはちょっと面白い。
ある意味で「少年向けコミックが好きな女子が好むライトノベル作品」ということで、「フルメタル・パニック」「宇宙戦艦ヤマモトヨーコ」がフィーチャー指されているのかもしれない。
なるほどね。この視点はなかった。
ただシュミ特を読んでも、「量が少ないなぁ」「ネタの質ってこの程度だっけ?」と感じるようになったのは、明らかにネットの影響。はてなキーワードで繋がれたのを次々と読んでいくという情報の奔流に馴らされていると、現在のファンロードの量的な少なさが目に着く。
投稿雑誌という形態のセレクションと、今後の雑誌の有り様という意味で参考になった。オタク向けの総合情報雑誌の基盤をどこに置くかなどをあれこれ考えているので……。
ただ一番驚いたのは、ジャンプ漫画好きなファンロードの一番人気が

銀魂

だったことだ。これは一体どういう事だ? てっきりNARUTODEATH NOTEだと思っていたのに??
なにか別宇宙に潜り込んでしまったような違和感を覚えた。茨木体制に変わってからのジャンプ編集部のシャングリラはここにあったよ(←ちょっと「蒼穹のファフナー」入ってます)