ライトノベル完全読本Vol.2は「シャチョー率」が高い

ようやく校了した本を読み返していて気付いたこと。今回のライトノベル完全読本Vol.2は登場人物に社長率(あるいは会社の役員率)が高い。
ちなみのVol.1は、異常に「編集長・副編集長率」が高かった。インタビューで編集長相手が多かったというのもあるのだが、原稿書いていたりとか手伝ってもらった人の数多くが、元編集長とか現編集長であった。先鋭的イラスト誌「エス」の天野編集チョが、出渕裕インタビューを行い、鎌部善彦インタビューはCuteplusの更科修一郎に構成を依頼し、百合姉妹の中村編集チョがコラムを書いて、緒方×放電対談は元ピュアガール編集チョの加野瀬未友平井和正インタビューは、元SFマガジン編集チョの森優、他にもアイディア出しで、現・エンターブレインの渡辺彰則、スクウェア・エニックスの半澤三智丸(すべて敬称略)etc.
今日、別件であるマンガ雑誌の編集チョと打ち合わせをしていたら、「なんであんなにVol.1は編集長率が高いのか?」と不思議がられてようやく気付いた。
あ〜、編集長を、編集チョと書くのはログイン文化の名残です。
変な話だが、Vol.2は社長率が高い。これまた面白い。
あ、この画像は校了一歩前の素案段階のライトノベル完全読本の表紙ということで……。