長谷川町蔵は面白いなぁ……。

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石原慎太郎のマッチョイズムの背後にある小心者を見透かしたエッセイ。
石原兄弟の力関係をことごとく解説しているのが小気味がいい。自分からマッチョイズムを標榜している人間の内心の小ささを評しているのが面白い。このあたり自身を大きく見せるためにマッチョを標榜する作家も編集者も同じなのかも知れない。
本当のマッチョは他人を気にしないからなぁ……。オイラは自分の未熟さを年取れば取るほど自覚しつつあるので、勉強に励まねば。そうそう昨日、あかほり論を書いたせいで、師匠のSさんから電話が……。あの人本当にあかほりに対する愛情が深いよ。まぁそれも仕方ないのだが。
あ、今日の画像は国会図書館で首っ引きになって調べた資料より。ピカソと北大路魯山人が一緒に撮ったという貴重な写真。魯山人が書いた書籍はほぼすべて目を通したのだが、非常に興味深い。度外れた才能の表出が周囲に与えた影響などが非常に面白い。このあたりはピカソの周囲に異常なほど精神疾患者・自殺者が多いのと近いのかも知れない。
この二人の会話は殆ど残されていないのが……残念。