一昨日書いたNEWSWEEKには「米国では95年にプレイステーションを買った若者が30代になってもゲームを引っ張っている」というアルカディア・インベストメント社のジョン・テーラーの言葉が掲載されている。この発言と以下のPLAYBOY記事を合わせると日本とはまったく異なる米国のゲーム諸相の一端が明らかになる。
先月の米国版PLAYBOY記事より
GAMING GROWS UP
◆ゲームそして、ゲームに出てくる女の子は、以前よりずっと良くなった。
彼女たちのグラマラスな肉体美が映し出す未来に注目してみよう！◆なるほど、子供はゲームをする。そして大人になってもゲームを止めない。それは左のブラッドレイン嬢を見れば分かるだろう？ 青臭いガキにどうにか出来るようなタマに見えるかい？ 現在、ゲーマーの平均年齢は成熟した29才だ。この新しい人口分布対象を満足させるため、2004年ゲームは、以前よりもずっとホットな女の子や、馬鹿早い車にデッカイ銃を取り込んでいる（後略：こんな口調で訳せばよいのだろうか？ よく分からん。英語得意な嫁さんは訳してくれませんでした）
編集注：掲載しているCGの元ゲームは以下のサイト
http://www.bloodrayne2.com/
（喋るので注意）
ちょっと忙しすぎて、多少は注目していた洋ゲーとかを全然チェックしないままに５年くらい過ごしているのだけれど、この先月号のPLAYBOYには、信じられない記事がいっぱい載っていた。
「アメリカの主要ゲーム購買層が29才」
ちょっと日本のCESA白書とかすぐに出てこないし、英語サイトでの検証も時間がないから、このサイトを見ているゲーム業界の人にも聞きたいのだが、本当にアメリカのゲーム購買層はこんなに年齢が高いのだろうか？
ちなみにPLAYBOYが推奨するMUST BUYゲームは、機種別に下記の通り。
◆Xbox（米国では既に項目でXboxが最初に来るのだよ）
Dead or Alive Ultimate
Doom3
Fable
Halo 2
Playboy:The Mansion
Prince of Persia 2
Splinter Cell 3
◆PlayStation 2
Gran Turismo 4
Grand Theft Auto:San Andreas
Jak 3
Metal Gear Solid 3:Snake Eater
Playboy:The mansion
◆GameCube
Geist
Metroid Prime 2:Echoes
Pikmin 2
Prince of Persia 2
Resident Evil 4
Star Fox 2
Viewtiful Joe 2
この中で注目すべきは、PLAYBOYが推奨するXboxタイトルにおいて、Dead or Alive Ultimateを入れているのはともかくとして、Playboy:The Mansionを入れているところだ。
Playboy:The Mansion（ムリに日本語訳すると「プレイボーイ大邸宅」？？）
Playboy: The Mansion (Xbox)
Playboy: The Mansion Movie (Xbox)
まぁどんなゲームかというと、主人公はPLAYBOY帝国を築き上げたヒュー・へフナーとなって、雑誌経営をして帝国を築くという３Dシミュレーションゲーム。雑誌売り上げや社会的名声をどんどん上げていって、世界的なPLAYBOY帝国を作るのが目的。
主人公はプール、ジム、テニスコート、鳥小屋（？）付きの大邸宅に住んでいる。ここでパーティなんかもやって、映画俳優、スポーツ選手、小説家、コメディアン、ファッションデザイナーなんかのセレブを呼んでパーティをしながら知名度を上げて、雑誌経営をしていくらしい。
なんか名声とかの一定の条件で勝利する「エンパイア・モード」と、PLAYBOYで世界を制覇する「キャンペーンモード」があるらしい。米国的マッチョ主義にゲップが出そうです。
……考えてみると「女は金についてくる」といっているホリエモンを考えると大して変わらないか。アメリカでは、ヒュー・ヘフナーは社会的成功者と見られているしなぁ……現在はその娘がCEOだっけ？？？
日本でこんなゲームを作ると「ゆめりあ」になるんだろう。それもまた歪んでいるか。
詳細は以下の資料だけでも十分とは言えないが、確かにアメリカマーケットは日本とは違う要素を備えているような気もする？？
ページがありません
goo
ちょっと日本とは違うアプローチが必要なようだ。アメリカで、日本の美少女ゲームを翻訳したのが凄い売れたというニュースを誰かから聞いたのだが……。ちょっと調べてみたが、すぐには分からなかった。
その反面、日本一ソフトウェアが下記のような形で活躍しているのは、まだ産業界では注目が薄いけれど頑張って欲しいと思う。
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あ〜、でもそろそろ真剣にさび付いた英語を勉強しなければならなくなってきたなぁ。さすがにちょっと海外サイトを巡っての情報収集や、ゲーム検索は時間がかかる……。
