これもやりたいのだが、ちょっと別件で目が「現代のグローバル・ティーンズ」という方向に奪われているので、過去の雑誌文化を考えようとするとクラクラする。走り幅跳びと走り高跳びは同時にできないというのを痛感。
「蛋白質ガール」「t.A.T.u.」「トレンチコートマフィア」「ゴス」の感覚の方が理解しやすくチャンネルを合わせすぎた。深夜ラジオ文化圏はまあ少しづつ。
とりあえず短く箇条書きで。結局、自分がオタク2世代なんでその前に存在した雑誌文化を語ることが出来ないというのが痛い。
- ファンロード文化:基本的にジャンプの人気漫画に比例して活況を呈する。
- OUT文化:漫画家が多く出た印象がある。
- アニメック文化:編集者が多く出た印象がある。
- アスキー文化:ログインを中心にしたコンピュータオタク雑誌。
- 角川文化:コンプティークのファンタジー&TRPGやNewtypeを中心にしたオタク文化。
04年6月くらいに10代のころどんな雑誌を読んでいたかをブログで発表しあうという動きがあった。その時に
- オタク第1世代が参加するか。「夜想」*1とか「奇想天外」とか出てこないだろうか
- 雑誌文化・投稿文化レベルで誰かまとめる方向まで進まないか
- 現実の10代が、僕はアニメージュ派だ、いやファウスト派だとか語り合わないか
と期待していたのだけれども、そこまで進まないうちに収束してしまった。残念。
旨く進んでいたら、ライトノベル年表の方で「なぜこれが年表に入れる必要があったのか」という理由を(今回スペース無くて出来なかったのが)出来る指標となるなぁとは思っていたので。
角川文化・アスキー文化、そろそろ誰か本にまとめてくれないか。
*1:夜想:http://www.2minus.com/ 復刊したようである