角川文化・アスキー文化といったセカンドマーケット文化と第二次ベビーブーム

マンガ産業論」において、マンガ文化を消費マーケットとして確立させたのは、「右手に朝日ジャーナル、左手にマガジン」の団塊の世代だったという経済視点が面白い。
(世代論を敷衍化するのは、危険なのは知りつつも)
その説を敷衍化すると、実はマイコンブーム・ファンタジーブームといったあの巨大マーケットは「学生運動に乗り遅れたオタク第1次世代が生産者となり、団塊の世代の子供である第2次オタク世代が消費者となった結果ではないか」といえるのかなぁと思ったりして。