ラジオ番組の有効性

蒼穹のファフナー」、小道具は「漫画雑誌」ではなくてラジオの方が良かったんではないかとあるアニメ好きのラジオ関係者から。隔絶感を出すにはラジオって良いよとちょっとなるほどと思った。
確かに革命やら災害の時はラジオ放送かも……。最後まで生き残るメディアもおそらくラジオかハム通信だろうし。
今度、アニラジブームと災害時ラジオについて聴く予定。
ラジオシチュエーションって面白いかも。

ライトノベルの初春?

ようやく事務仕事が出来る環境に。先週もまた忙しかった。
ネット上でのライトノベル書評が盛り上がっているという現状は、当然知っていた上で、先週一週間の動きを見ていると色んな意味であったまっているなぁと感心した。
このタイミングで「ライトノベル完全読本」出せば売れるだろうなぁというのは当然、編集長含めてこっちの日経サイドとしては思っていたのですが、予想を超えて売れています。
「SFが読みたい」の倍くらい、「このミステリーがすごい」の半分くらいというと感覚分かるでしょうか? 「ミステリーの盛夏」といったような感じでくるかどうかは分からないけれど、まぁ「ライトノベルの初春?」位の感じでしょうか? 
ライトノベル完全読本で予想外だったこと3、作家の踏み込みと反応」はまだちょっと書けてないですが【深夜ラジオ関連やっていたらまた急に呼び出しが−−忙しい】に時間がかかってますが、80年代末の「ファンタジーの夏」……あるいはブームの盛衰……を経験したことのある人とない人では温度差があるなぁみたいな感じを感じ取ってくれると良いかも。
2度目の人間は、出版人・編集者・作家とにもかくにも「マーケティング」「市場の反応」「あの当時は幸せだった」とかいった言葉が散見する。ちょっと外の風向きを気にしようといった感じが多い。そこに込められている意味も色々あるのだろう。何を得て何を確立できなかったのかとか。
「ファンタジーの夏」がいかに凄かったかは、まだ数字が中途半端なので検証中。おそろしく大雑把だが、現状の3倍から4倍だったらしい(未検証、一番売れている本からの推測だが)。

書籍

文芸ポストは、去年の号をようやく手に入れた。
マンガ産業論」は今、消化中。
「ゲーム開発最前線『侍』はこうして作られた―アクワイア制作2課の660日戦争」新清士は、本棚に埋もれているのを再発掘中。

ある漫画家さんの言葉
漫画家が、世間と向き合うのは売れてこなくなってきたときなんだよ。