2004-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ライトノベルを巡る言説

朝日新聞に載りました。 いや書かなきゃいけないことは他にも色々あるのだが、もう死にそうなほど忙しくて……。 「このライトノベルが凄い」とか、太田出版のライトノベル本とか(12月発刊で決まったんだ) むぅ、このラノベ本ラッシュはどうしたことだ? 確…

WWⅡ前後の科学・発明史

◆1940年 2月28日 住友金属工業が「超々ジュラルミン」の特許を取得。 http://homepage2.nifty.com/chura/03metal.htm 零戦の素材として利用開始。 4月1日 米国ニュージャージー州のRCA研究所にて電子顕微鏡が公開。 4月 東京芝浦電気、昼光色蛍光灯を製作。 …

童貞日本シリーズ

世の中、くだらないことをあまりにも力を入れて真剣にやっているとそのうちに面白くなってくると言うことが良くあるが、その極北とも言えるのがニッポン放送において現在放映中の上田晋也の「知ってる?24時。」での『童貞日本シリーズ』だ。 『童貞・日本シ…

中二病の症例(電脳遊星Dより)

http://d.hatena.ne.jp/keyword/%c3%e6%c6%f3%c9%c2 はてなキーワード http://planet-d.hp.infoseek.co.jp/cache2ch/2004/1017.html

第二次世界大戦前後の科学史

何やらかんやらで、WWⅡ前後の科学・発明史を見る。 ◆1938年 5月15日 東京帝国大学航空研究所の長距離記が、周回飛行で1万1651㎞の世界記録を樹立。 7月20日 S型工作機械8種類の設計図が企画院より公開される。 9月14日 零戦の試作機が、三菱重工にてロー…

はてなキーワードへの期待値と、元ネタの連鎖

web

http://d.hatena.ne.jp/jouno/20041014#1097698171 http://d.hatena.ne.jp/jouno/20041015#1097776342 http://d.hatena.ne.jp/herecy8/20041016#p1 とにかく取材で飛び回っていて忙しく忙しくて書き込めなかったのですが、経緯は見ていた。 客観性のあるキー…

日本で一番ライトノベルに詳しい書店

大阪へ中島らも追悼ライブに行ったついでに、名古屋・豊橋にて取材をしてくる。その前に大阪においてライトノベル関連書店の前取材。 日本で一番ライトノベルを売っている書店は秋葉原のブックタワー。では「日本で一番ライトノベルに詳しい書店」は何処かと…

東京異聞(とうけいいぶん)−トウケイという読み方

詳しくまとめた資料をようやく見つけたので、それを簡便にまとめてみる。 ◆東京がトウケイと読まれる場合があったのは明治初年〜明治二十年くらいまで 東京への「事実上の遷都」に関しては、下記のサイトが詳しい。ようするに法令上において東京というのが日…

「アイドルのエロい歌詞変遷はいかに永井豪とオタク文化に影響を与えたか」、もしくは「90年代に破られはじめたタブーその1」

JASRACのちょっと年配の知り合いに聞いた話をベースに。若いアイドルにエロい歌詞を唄わせるとゆ〜嗜好を少しまとめてみる。ゴマキがモーニング娘。を卒業した前後に聞いた話だから少し前の話。 確信犯的に自分で詩を書いてエロい歌詞を唄っている椎名林檎み…

中島らも、追悼ライブ

結果的に嫁さんから呼び出しがかかって大阪まで足を運ぶこととなる。開始時刻をはるかに過ぎて現地着。中島らもの最後のバンド「Father’s girls Mother’s boys」を聞くことが出来る。藤谷文子もメンバーらしいが、ステージ上にいたかどうかは分からなかった。…

矢野徹、追悼

また一人惜しい人を亡くした。今年はどうなっているのだろうか? ハインラインの翻訳で非常に思い入れがあった。子供心に「宇宙の戦士」「月は無慈悲な夜の女王」に心熱くしていた思い出とか色々ある。 作家という意味では、SFというより「カムイの剣」が一…

中島らも

本日、大阪にて追悼ライブ。嫁さんは里帰りと同時に行くと言ってるけど、行けなさそう。次々と惜しい人が亡くなる今年はちょっと辛い。

作詞家の系譜

千家和也・秋元康・伊秩弘将・タックス平・つんく・前田たかひろとか。 やっぱり書く時間がね〜。

矢野徹、亡くなる。

黙祷。後で書く。

ダイエー、コクドが凄いことになっている

昨日、書いた時点ではまさか今朝のニュースでこんなことになるとは思わず。とりわけコクド関連は影響でかいなぁと色々思うことがあるのだが時間がない。

東京の読み方:トウケイ、トウキョウ

トウケイとう読み方の発祥と、使われていた年代がようやく分かった。あとで書く。

キネ旬1976年度ベスト・テン表彰式(千代田劇場1977年2月9日)

http://www.ne.jp/asahi/ayu-kawa/sou/ticketseikatu77.html(最下部) 昨日のキネ旬編集長交代劇絡みの話。映画業界の裏面史の一つといっても過言ではない。なんか70年代末は学生運動色んな残り火があったせいか、色んなところで労働争議に近い熱さが残って…

化粧する子供たち(Ohno.blogより)

http://www.absoluteweb.jp/ohno/?date=20041010 大学生時代、「プリンセスメーカー」好きの友人は、『本当に子育てをはじめるとリセットボタンはないんだよな』となんか変な良い訳をしていた。でも一面真理かもしれない。ぜったいリセットボタンを欲しがっ…

今回の「戦車映画」

各週刊行のスペリオールで見逃すことの出来ない、吉田戦車の映画評「戦車映画」。今回は「ヴィレッジ」を見にいった吉田戦車。 いつも吉田戦車の映画評には吹き出すのだが、今回大笑いしたのは、もし吉田戦車が邦題タイトルを付けたらという部分 「ヴィレッ…

取材

昨日は某作家(ライトノベル作家じゃない、ライトノベル完全読本の「歴史部分」に著作は出てくるが)に付き添って、TV番組の取材に同行。多忙の極み。得難い取材体験をしたのであるが、グロッキー気味。

デスノートと24の共通点

飛龍乱の「マジカルポット」を見ていて思い付く。 そうか! デスノートって日本でエッセンスを抽出した24だったんだ。なるほど。愉しみ方が分かったというよりは、なんか第一部を見ただけでお腹一杯になりつつあるのも割と同様。 うっかりと、フジで深夜、短…

ダイエー問題・NHK問題がエンターテインメント業界に与えるショック!

小泉内閣が吹き飛びはしないだろうが、痛し痒しでどうにもならない二大問題が面白くてショウガアリマセン。 経済界でオイラが見逃せぬ二大兄弟の一組、中内兄弟に関してだれか書籍以上に解説してくれる人はいないだろうか? 球界も巻き込みつつドキドキであ…

土日の子供番組視聴

先日から書いている小中学生からの大量のアンケートハガキを読破してからちょっと視野が変わったので、その下に土日番組をちょっと9時台まで見てみる。くそぅ昨日深夜まで台割案考えて目の奥が痛いというのに……。 ◆機動戦士ガンダムSEED DESTINY 前作はあま…

キャンティ文化と川添浩史

アクセス数が激増しているので何事かと思ったら、キャンティ文化を記したドラマ「あの日にかえりたい」の放映日が今日だった。興味のある人は下記まで。 http://d.hatena.ne.jp/otokinoki/20040916#p1 しばらくキャンティには近寄らないようにしておこう。多…

手塚24時間アニメ・デスマーチの噂流布過程

10月11日の雑記より http://diary.cgiboy.com/d01/arm1475/ 手塚24時間アニメのデスマーチって話がどこから流布していたのかよく分からなかったのだが、飛んできたサイトをたどっている内に答えが見えた。 ライトノベル完全読本でもインタビューでお世話にな…

映画業界は怖いよ〜

デスマーチなんて、どんなこともない。最も怖いのは権力闘争である。 もう、(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル ものである。 http://www.ne.jp/asahi/hp/mastervision/ もう同じ社内の角川映画「感染」「予言」であっても、敵対勢力だったら足を引っ張るのも…

氷室冴子・栗本薫とジェンダー

今までずっと、どうにもハマっていた問題が幾つかあるが徐々に解決してきた。 小中学生の数万枚のアンケートをあるイラストレーターの好意で見せてもらったり、「ライトノベル完全読本」を出した成果として今までどうあっても入りきれなかった部分の扉が次々…

手塚治虫補遺:部下が上司の録音をするということ(少しシリアスに)

昨日書いた手塚治虫関連の逸話でトラックバックもしていただいてPVも挙がったものの、少し補遺が必要かなと思ったので書いておく。 というのは、私の筆も少し鈍らせて書いたため、誤解を生んでしまった点を反省しているからだ。ハッキリ書こう。「部下が上司…

舞-HiMEを蓬莱学園アニメとして見立て鑑賞する 第〇回

舞-HiME2回目感想 流石にキャラクターが多くなり、さばくのに苦労して散漫になった観も否めないけれど面白い。二話としてはしょうがないか。キャラクターをデータベース的配置にしていないのは谷口吾朗がエルドランシリーズ出身だからだろうか? 「オタクに…

手塚治虫の火の鳥2772 愛のコスモゾーン秘話

結局、日本のオタク史を見ようとすると、どうしても手塚治虫周辺は外せない。で、みんな一人づつ知っている手塚の逸話を収集している(笑) アニメの実作に関して手塚治虫は本当に少しズレているところがあったのはよく知られているが、最近また色々とその話…