積読のままになっていた本を次々と消化していく。美術手帖2月号「マンガは芸術家か? 進化するマンガ表現のゆくえ」を読む。
とくに面白かったのは「マンガ史を変える30人」「椹木野衣×伊藤剛 スーパーフラット以後の漫画と美術」が興味深かった。
前者の記事「マンガ史を変える30人」で上げられているのは下記の通り。
- 井上雄彦
- 小畑健
- 荒木飛呂彦
- 永野護
- 士郎正宗
- 三浦健太郎
- 楠本まき
- 桂正和
- 上條淳士
- 多田由美
- 小田ひで次
- 近藤聡乃
- しりあがり寿
- 黒田硫黄
- 丸尾末広
- 岡野玲子
- 山田章博
- 松本大洋
- 峰倉かずや
- 安野モヨコ
- 矢沢あい
- CLAMP
- 赤松健
- コゲどんぼ
- 藤島康介
- あずまきよひこ
- 天広直人
- 吉崎観音
- 西岡兄妹
- 大暮維人
- 水野純子
あー、これは非常にバランス良くひろく載っていて、著者・暮沢剛巳氏の視野の広さが分かる
……って31人載ってるヨ!
まぁそれはともかくとして、これは読むに値する。
後者「椹木野衣×伊藤剛 スーパーフラット以後の漫画と美術」も面白い。「テヅカ・イズ・デッド ひらかれたマンガ表現論へ」で述べられていた「フレームの不確定性」というのが、絵画との比較の中において語られ、より分かり易く興味深かった。ドラえもんの続きスプレーでのメタファーは面白い。
- 作者: 伊藤剛
- 出版社/メーカー: NTT出版
- 発売日: 2005/09/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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個人的に興味があった「リアリティの問題」と「キャラクター(キャラクターとキャラね)」が色んな視点を与えてくれて楽しい。
重いけども持ち歩いてもっと詳しく読まなければと思った。