里見八犬伝の感想

時間もないので取りあえず箇条書きに

  1. 菅野美穂の玉梓は良かった。これは予想通り。良い感じ。「怖さ」と言えば新八犬伝・人形の玉梓>夏木マリ・玉梓>菅野美穂・玉梓 だけど、菅野のあの可愛さは捨てがたい。
  2. 仲間由紀恵の伏姫は「アレー?」って感じ。もうちょっと神女っぽさが出るかと思ったんだけど。張り切り姉チャンを演じさせた方が良いのか……。そのため伏姫・玉梓のラストシーンはビミョー。
  3. 浜路がダイコン過ぎてどうしようかと……。
  4. 善=青、悪=赤という衣装デザインは分かり易かった。でもワダエミのデザインがやたら中国っぽくなっているので、中華風ファンタジーになってるし。いっそ水滸伝をやった方が。
  5. 原作の忠=道節の火遁の術はイメージに残っているけど、仁=親兵衛の風の術のことを覚えてなかったので、あの合体魔法にはビックリ。
  6. 「あー、仁=仲村渠弓美が《青龍》を出して、忠=鷹月あやこが《白虎》だすんだよなー」なんて考えるのは「蓬莱学園の冒険! PBM版」に脳を冒されているなぁと思った。
  7. 光栄のゲームで「里見」で全国統一を考えていた俺は、あのエンディングには納得出来ん!←南総里見八犬伝ファンが誰もが考えること。
  8. できる範囲で原作尊重をしようというのが見えたのは面白い。智=犬阪毛野は、てっきり女にしてくるかと思ったのだけど、ちゃんと女装の男性で通したにはビックリ。偽名で「山林」とか使ってくるし。横槍が多かったろうけど、角川映画八犬伝よりは、ずっと原作に近いのは好感が持てた。
  9. 番組を通じて「霊玉の青い光が悪霊をマテリアライズさせ、敵に実体の武器でダメージを与えられる」とゆー設定を通したのは面白い。でも村雨丸に仁義八徳の文字が浮かんで、玉梓を斬ったのにはビックリ。予告で見たけどさ。「これは無名剣の第三の算?」とかまぁ、妄想が……。

最後に参考文献とか色々

八犬伝 1 (ホーム社漫画文庫)

八犬伝 1 (ホーム社漫画文庫)


完本 八犬伝の世界 (ちくま学芸文庫)

完本 八犬伝の世界 (ちくま学芸文庫)


新編 八犬伝綺想 (ちくま学芸文庫)

新編 八犬伝綺想 (ちくま学芸文庫)