ネットとリアルの温度差発電

時間がないのでちょっとしか書けないけれど、ネットとリアルの温度差が面白い。ここ数ヶ月は、とりわけその倫理コード部分での齟齬が興味深い。
直接的な先祖は、MITのハッカー文化から生じた技術者倫理と企業・国家論理の軋轢みたいなものなんだろう。それが一般層や市場原理をドンドン取り込んでいっているので、戦線が拡大しているのかも。
単に小集団でのデジタルディバイドといった局地戦(=例えるなら民族問題のようなもんか)だけではなくて、世代間の軋轢みたいなモノ(=例えるなら南北問題みたいなもの)をはらみながら、海水温度差発電のような感じでバリバリとエネルギーを生じさせている雰囲気。
大はGoogle時価総額評価・電子政府論議から、中でホワイトバンドや「のまネコ」といった会社の情報管制、小はモテ/非モテ論といった感じか。