番組輸出の時はセミの声を消せ!

Wikipediaスイングバイ論争の時から、運用の難しさを指摘されているけれども、ある種のマニア・学者はWikipedia整備に尽力をしてる分野もあって、そこを深部探索するのは非常に面白い。銀河大百科事典(エンサイクロペディア・ギャラクティカ)とか、タニスの大ライブラリーとかはこんな感じか?と錯覚できないこともない。読み上げてくれないから、マイクロフト=ミシェールの様には行かないけれど。
その一つの分野が生物や昆虫の部分だ。深部探索していると面白くて、ビジーウェイトをつぶすのにもってこいだ。
このジャンルは勤勉度が高いのだろうか? 確かに標本作りをする人は整理整頓が行き届いているような気がする。
その中の小ネタを
セミ - Wikipedia

日本より緯度が高い地域が多いヨーロッパや北アメリカではセミの種類も少なく、いても小さなものが多く、迫力がないので、知名度が低い。

明治維新の時、日本にやってきた外国人はイタリアや南仏などの地中海沿岸地域出身者を除くとセミを知らないものが多く、「なぜ木が鳴くのか」と尋ねたものもいたという。

現在でも、日本のドラマを欧米に出すとき、夏の場面ではセミの声を消して送るという。日本ではいかにも暑い盛りのBGMと感じられるが、あちらでは妙なノイズが乗っていると思われる場合が多いという。

なるほど、たしかに海外の番組で蝉の鳴き声ってあまり聞いた記憶がないな。日本だと夏のシーンとして定番だけど。