化粧する子供たち(Ohno.blogより)

http://www.absoluteweb.jp/ohno/?date=20041010
大学生時代、「プリンセスメーカー」好きの友人は、『本当に子育てをはじめるとリセットボタンはないんだよな』となんか変な良い訳をしていた。でも一面真理かもしれない。ぜったいリセットボタンを欲しがっている親はいる(まぁ最近、親の方もひどいの多いけど)
消費行動の前にはジェンダーも資本論も役に立たないよなというのを実感させる記事である。

調べてみると、バンダイが小学生低学年対象のメーク用品を売り出したのは92年で、それに続いて大手化粧品メーカーもローティーン向けの化粧品を売り出し、コンビニのコスメも小中学生にウケているとか。

セーラームーンのコミック開始・アニメ放映開始が92年。なるほど、ヒットする訳だ。小学生のコスメブームがどこから始まったのかを歴史検証しているのが面白い。
ぜったい、あと5年以内くらいに<小学生セレブ>とかか登場するぞ。間違いない。
実際、萌えという現象の一面に「小学生女子や男子文化のコンテンツを大人が解釈により楽しむ」という部分もあるので、このあたりの分析は貴重か。萌え発祥の仮説としては弱いとオイラは考えているが、「萌え」の語源が土萌蛍(ホントはツの代わりに草冠)にあたること等から鑑みて、セーラームーン現象をバンダイから資料供出してもらってもっと多角的に検証しても良いのかもしれない。

私にしてみれば、生理が来るよりマスターベーション覚えるより、恋愛やセックス体験するより、メークをまず先に覚えるというのが、なんだかよくわからない。若い女の化粧とは、心身共に恋愛、セックス可能であるというサインである。小学生でもそう看做されるのである。看做されないのは、テレビのスタジオや舞台に立っているローティーンのタレントだけ。化粧した同級生を見て、男の子は引きまくるだろう。だってまだセックスの準備ができてないんだから。

………………(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル
赤い唇も乳房も耳たぶも、セックスアピールするための器官だからなぁ。これで小学生が化粧したら、小中学生の男の子はかなわね〜よ。