斉藤亜弓版「ロードス島戦記」

いや、飛龍乱のサイトで亜弓ちゃんの名前を5年ぶりくらいに目にしたので、ついつい(今は消えている)。角川MO文化周辺の興味深い領域の一つだ。掃除してたら「斑鳩」も出てきたので、シンクロニシティ的にアップしてしまった(苦笑)。
あ〜もっと面白コラムにする予定が! ネタを無駄遣いしてしまった。まぁ忙しいから良いか。
【追記】
念のために追記しておくと、同人誌じゃなくて「ロードス島戦記 炎の魔神」。ちゃんとしたオフィシャルコミック。

<ボク女>の系譜

ohno.blogの人称話題からの連想。
ボク女>って、年代的にオイラの世代だと一番最初に触れるのは「三つ目が通る」の和登さんになるのか? また手塚治虫かということになるわけだが……。現存するフェチのかなり多くの部分を手塚治虫が形成している訳だから仕方がないか。
個人的には、あまり<ボク女>に対する関心自体が余りないのだが、中学時代の同じクラスに一人だけ自分のことをボクといっている女子がいた。あまり奇異な目で見られるとか言う印象もなかったのだが、どこら辺からか完全にオタク領域の変異存在になっていった。
少しググって見ると、百合モノの解説で割と良く参照するサイトに以下の記述がある。

秋山正美の「少女たちの昭和史」225ページより。
……銀ぶら族の女学生について、
 ……帰りの電車賃七銭だけ持って、ここに現れる女学生もいる。カレッジ・ボーイから『キミ、お茶、のまないッ』とモーションをかけられると、『ボク……モチ、オーケー』とばかり……たらふく食べて、翌朝、学校で『七銭で豪遊しちゃった』と友だちに威張ってしゃべる。
(九年四月十九日付 東京日日)
 来月の標語は「ボク……モチ、オーケー」に決まった。
 ちなみに、「女学生がキミ・ボクで呼び合う風がなげかわしい、といった内容だが、大正のモボ・モガ時代から昭和十年代まで、この種のカタカナはモダンとされていたようである」(同書225ページ)。
 ボク女の棲息域について、またひとつ知識が広がった。

「魍魎の筺」は戦後だからまだこの後か。
現在ではギャルゲー、あるいは「少女革命ウテナ」ってことになるか。
いや、こんな話題を書くつもりではなかったのだが、5分で書ける話題を考えていたらこうなった。何やっているんだか。