春風亭小朝が泰葉と離婚。海老名家関連のWikipediaは面白すぎる件

いつか離婚する、離婚すると言われていた春風亭小朝が、とうとう泰葉と離婚。まぁダメな義弟二人(こぶ平といっ平)をなんとか襲名まで持っていったわけだから、義理は果たしたという感じだろうか?
なんか政略結婚の顛末みたいなモノが垣間見られるのがすげぇよね。はっきりいってベルセルクの12巻あたり位の面白さ(笑)。あと小沢一郎田中真紀子みたいな。
落語家のWikipediaは細かく見ると笑えるところが多い。色んなところで知らない事情が潜み込ませている辺りは、大相撲のWikipedia項目と非常に近い。なんというか、伝統芸能のWikipediaってヘンなところに怨念みたいのが籠もっていて、それがこういうデータベースにも残留思念的に残るのが面白い。
例えば林家三平だと
林家三平 - Wikipedia
の来歴のところに

1953年2月14日、第一子・ミステリー作家海老名美どり生まれる。

とか入っている。なんだよ、これ!
キャッシュはこちら

1961年1月17日、第二子泰葉生まれる。
1962年12月1日、9代目林家正蔵生まれる。
1970年12月11日、4人兄弟の末っ子林家いっ平生まれる。

ほかの子どもがこういう風に記述されているのと比較すると明らかに異質。
だれか峰竜太教えて、大門軍団を呼べ!
宮部みゆき綾辻行人だってこんな書かれ方してないってに
なんというか、ネット世代と2chネラーが、親の七光りにキツクあたるという事例を輝かしいばかりに示している。
そこから海老名家に注がれる憎しみを記す貴重なエピソードである。
小ネタの仕込み方に、最近の朝晩の寒さも薄らぐ心暖かさを提供してくれる心憎さだ。
海老名美どり - Wikipedia

エピソード
発表前にマスコミ各社へFAXを流し会見を開き、その際の見出しが「緊急発表」となっていたことから峰との離婚会見であるとの憶測が飛びかったが、実際の内容はミステリー作家としてのデビュー宣言であった。
この騒動以降、特にマスコミ関係者から大顰蹙を買う羽目となりその結果、会見以前と比較してマスメディアで見かける機会が大幅に減っている。

林家正蔵 (9代目) - Wikipedia

9代目襲名について、落語ファンの間では賛否両論があり、批判側の意見・理由としては

  1. 正蔵」を襲名するには、まだ実力・経験も浅く、実父三平没年齢(54歳)や8代目正蔵の襲名年齢(55歳)と没後からの期間、更に落語の実力を考えると時期尚早。
  2. 噂の域を出ないが、母・海老名香葉子が、人気絶頂の最中に若くして没した夫三平のように正蔵を襲名出来ない状態となる事が無いように襲名を急がせた。
  3. 純粋に7代目から三平、こん平と続く「三平一門のパフォーマンス重視」に批判的な保守派の存在。
  4. 美食家やコレクター、自宅の地下室に自分専用の映写室を作っている事などを謙遜せずに披露し「ただの金持ちの道楽息子」のイメージを持つ人がいる。
  5. 様々な物事に興味があるものの、深い造詣と言える程の知識や技量に至っているとは言い難く、それらが話の「ネタ」に結びついているとは思われていない。
  6. 単純に「噺家としては、まだまだだ」「人間性としては、まだまだだ」と思われている。小朝等は最近の正蔵の努力や実力を評価してはいるものの、「身内」であるため、信憑性には引っ掛かりを感じる。一番の「目利き」はお客である事に触れていない。

などが挙げられている。

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