JASRAC思想がアメリカに輸出中? ASCAPが音楽著作権料の徴収を強化

う〜ん、アメリカ版JASRACこと、ASCAP関係のニュースを目にするなぁと思っていたら、どうやら著作権料の徴収強化を打ち出しているためらしい。


米国版音楽著作権団体の一つとなるASCAP(American Society of Composers, Authors and Publishers)を始めとする音楽著作権管理会社が最近になってから楽曲の著作権管理を以前よりも厳格化してきていることが9日までに明らかとなった。
先月には生ギターの演奏方法を解説した個人が作成したビデオクリップが楽曲の著作権侵害に当たるとして削除されたのに加えて、今月に入ってからはフロリダのレストランなどに対して、今後も楽曲をライブ演奏するのであれば年間400ドルの著作権使用料を支払うことも求めた文書が送り付けられていたことが判明。
このライブ演奏とはレストラン側が演奏家を用意して客に提供しているものはもちろん、客が勝手に歌声を披露したものも含まれるなど、その突然とも言える強固な姿勢への変化にはフロリダ州内の中小のレストラン経営者からは悲鳴も上がってきているという。
ASCAPでは金を払いたくないのであればレストランは自作の曲を演奏するように注意を呼びかけるべきだとしている。
(後略)

うおー、すげぇな……。
ASCAPでは金を払いたくないのであればレストランは自作の曲を演奏するように注意を呼びかけるべきだとしている。
なかなかアメリカのJASRACもやってくれるぜと思った。
このあたりのニュースはちょっと追っかけた方が良いかもしれない。しかし世界的にこのあたりはどうにかしたほうが良いのかもしれない。