あー途中まで書いたのに消してしまったので、今日のところは軽く。
「咲くやこの花」「龍馬伝」がなかなかノれて見れない。むー、代わりに「gossipgirl」にハマっております。
「NANA」「冬のソナタ」「SEX AND THE CITY」と目を通しているのだけれども、「Gossip Girl」はあまりにもキャラクターが強烈すぎてついついDVDを一気見してしまった。
自分には遠い存在である【ビッチ的な女性性の奥底の部分】が一気に分かるという不思議な感覚
とでもいえばいいのかなぁ。
もしくは
日本の少女漫画に描出される「女の子の夢」というのは、世界各国の老若やビッチかオタクかも問わず「女性の夢」という確信
を得られるということかなぁ。
キャンディ・キャンディのイライザ(意地悪)とアニー(純愛)が同居している(していた?)、準ヒロイン役金持ちビッチのブレア・ウォルドーフもいいのだが、何といっても悪役的なポジションに配役されているチャック・バスのキャラクター性に目を奪われてしまってどうしようもない。
団塊ジュニアの男性にもわかりやすいチャック・バスの魅力
- キレイなジャイアンの容姿
- TV版ジャイアンの強烈ないじめっ子ぶり
- 映画版ジャイアンの熱い友情と男らしさ
- TV版スネ夫のナルシシズムと財力と陰険さ
- 茂手もて夫的なモテっぷり
う〜ん、なかなか少年・男性向けのコンテンツで説明するには無理があるな。そもそも男向けコンテンツにはあまり出てこないし、日本人が演じるとまったく現実味がないかもしれないからだが、それを「本当に嫌な奴だし、どーしようもないけれど、それゆえにちょっと許してしまう人好きするキャラ」として演じきられているので納得しちゃうんだよな。
「男と生まれたからにはドン・ファンか、諸星あたる」といった某SF作家の言葉もある。かたや「フランス人男性が一番、憧れる男はシラノ・ド・ベルジュラック」という岩波文庫の前書きもある。まぁだいたい中学高校生時代にこの両者には触れるもんだが、結構正反対だよねぇ……と高校生時代の私は悩んでいた(悩むことか!)。
また社会人になったりすると、「俺はいずれホリエモンのようになる」という虚言癖のある取引先とかもできちゃったりするわけなんだけれども、gossipgirlを見てしまえば、もう悩みは解決!
「男と生まれたからには、チャック・バス!」
でいいのである。