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『少年の国』と、関川夏央の「坂の上の雲」と日本人

NHKドラマ「坂の上の雲」が良かった。
秋山好古の青年役・染谷将太が印象に残る。NHK少年SFドラマシリーズの主役みたいな清冽さがあった。
総じて青年役がよかったので、第一話はそれを通しても良かったと思う。正岡子規役の香川照之は、たしかに大人になったときのイメージは合ってるのだけれども、正岡子規の中学生時代を演示させるには無理がありすぎ(笑)。
初回サブタイトルは『少年の国』
いいサブタイトルだなぁと思って、ネット検索したら出てきたのが、 オウム事件を予見したとも言われる井浦秀夫のコミック「少年の国」。確かに「少年の国」ってタイトルだと、「蠅の王」もまた招来しちゃうよね。「少年の善性」こそが、ハルマゲドンを招致しちゃったわけだし。


まぁ……もはやSFにもライトノベルにも《少年》主人公はいないからな。いても「自分の男性性を嫌悪する女装少年」とか「絶対無敵の妄想中2病」ばかりになっているし。あとはそれを回避して、女性主人公にしたほうが書きやすいのかな。なぜだろう……俺は士郎正宗の呪い」とか読んでいるけど、業が深すぎる。
「男の娘」をメジャーに育てた「ツンデレ美少女」 - シロクマの屑籠
id:p_shirokuma先生に、今日本であり得べき少年の姿を聞いてみたいと思っている今日この頃。
それとは別口で関川夏央の「坂の上の雲」と日本人を引っ張り出してきて読む。
ちょっと色んな人にネタとして貸しそう。文庫版の解説は、内田樹が書いてると知って、文庫版を買おうかどうしようかも悩みどころ。
「坂の上の雲」と日本人 (文春文庫)

「坂の上の雲」と日本人 (文春文庫)


この本の引用は次回以降、色々書いていく予定。