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週刊少年サンデーと革命漫画の系譜

昨日の続き。
サンデーって頭の良い子御用達だから、暴力漫画は少ないんだけれども、「若い子の暴力衝動のガス抜き」として、《革命漫画》《武術漫画》というのが延々と続いてきたと思う。
頭の良い男子の欲望を

暴力衝動→社会革命マンガ
性欲衝動→脱臭されたラブコメ

ってな感じで、上手く回避していたんだよね。前者に最も適応していたのが、原作者・雁屋哲なんだけど。社会変革の暴力みたいな感じで、暴力装置を許容していたんだよね。
ところが、それが決定的に変わったのが、西森博之今日から俺は!!」なんだよね。
あそこから「ソーシャル・レボリューション」から「マイ・レボリューション」になっちゃった。
あと「拳児」あたりかなぁ? 西森のセンスの良さは異常だ。
この昭和末期から平成初期の「頑張れソング」とも呼応しているんだろうけど。中曽根政権と昭和天皇崩御あたりも関係しているのかも知れない。
で、それ以後から、かろうじて七月鏡一あたりが、雁屋哲の後釜としての「ジーザス」「ARMS」で、かろうじて個人=社会を変則的に繋いで革命漫画の亜種を描いていたんだけど。「ハルノクニ」あたりで、決定的に「どうやって社会変革をしていいのか、小賢しい中高校生*1が分からない」状態になっちゃった。
で、今度はデスノートのパクリの「LOST+BRAIN」か。う〜む……。「メテオド」も非道かったが、これはヒド過ぎ。
いやぁ……社会変革マンガが「LOST+BRAIN」と「金剛番長」では、もうサンデー読者はどうして良いのかわからないよ。本気で東京マンガカルテットに相談した方が良い。

*1:サンデーの編集者がってことでもあるけど