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英国教会、ソニーに対して訴訟準備・無断で教会を殺戮ゲームの舞台に

ゲーム


ソニーも不注意だった。けれども少し可哀想なところもあるか。最近のソニーのゲーム制作方針には個人的にシンパシーをほとんど感じないが、これにはちょっと同情する(笑)。
俺がPS2のレースゲームを作った時は当然サーキットに許諾を取ったし、背景のビルなどにも可能な限り許諾を取ったが、非現実世界のゲームとなると許諾を取るかどうかの判断は微妙。
これまた、舞台が「仮想のマンチェスター」ってところも含めて、そりゃ許諾を取っておいた方が安全だけれども、不許可を出された場合に全面的にゲーム設定が変わる可能性があれば、ある種、「完全に仮想の話だから……」と自分を納得させてしまえるし、よもや裁判になるとは思わないだろう。
勿論、どれぐらいマンチェスター教会にそっくりかにもよる気もする。その意味で無難に幾つかの教会を混じらせる位の配慮は必要だったかもしれない。ゲーム設定的にそれも難しかったか。

マンチェスター大聖堂そっくりのCGをPS3向けバイオレンス・シューティング・ゲームの舞台に無断で使用したとして英国教会がソニーに対して訴訟の準備を進めていることが9日、英BBC放送の報道によって明らかとなった。
英国教会は、ソニーは「Resistance: Fall of Man(日本名:レジスタンス・人類没落の日)」というPS3向けバイオレンス・シューティング・ゲームの舞台として英マンチェスター大聖堂とそっくりCGを英国教会に無断で使用したと主張し、ゲームの販売停止と謝罪を求める声明を発表。ソニーが販売停止などに応じられなければ法的手続きも辞さないとの強固な姿勢を示している。

この辺り、「ヘルシング」の平野耕太あたりにも意見を聞いてみたいところではある。
写真を見る限りでは
敵として撃ってるのは、モンスターだしなぁ。
媒体としてもどの程度影響があるかってのを、ちょっと判例なども参照してみたいがすぐにわからん。

英国教会のこの発表に対してソニー・コンピュータエンターテイメント・ヨーロッパは「『Resistance: Fall of Man』は架空の世界を舞台にしたSFゲームであり、また、必要な許諾は全て受けていた」としながらも「懸念事項を解消するために教会側に連絡を取るつもりだ」との発表を行っている。

どういった必要な許諾が出ていたかに関しては、今後の発表を待ちたい。公的機関に聞いていたのかな?

しかし、BBCのインタビューに応じてマンチェスター大司教は「マンチェスターは銃犯罪が非常に多い都市の一つです。世界的な企業のソニーがこのマンチャスターを舞台にして銃撃戦を奨励するようなリアルなゲームを販売することは信じがたい程、無責任な行為です」と述べるなど、英国教会は反発は単に教会をCGで無断使用したということに止まらず、銃撃戦を奨励するようなバイオレンスゲームを販売するソニーの姿勢そのものに向けられている。

これが難しいところでねぇ……。公的機関が「内容」によって良し悪しを付けるのはあきらかに検閲でまずい。
しかしながら一教会の意匠となると名誉毀損とか心情的な問題が絡んでくる。となると当然の事ながら「内容」の良し悪しが問題になってくる。
ただそうなると自由に創作物を作れなくなってしまうわけだしね。
微妙なところではある。
竹熊先生に意見を聞いてみたいところだ(時節柄ノ挨拶)