落語界における著作権への考え方。

藤沢周平の遺族のアレさ加減に見る著作権者の過保護の弊害 - YAMDAS現更新履歴を見たのだが、神発言連発の三遊亭圓窓師匠がすごかったようだ。
他サイトにも記述があるので引用してみる。

「延長ではなく短縮してほしい」という急進的な意見で会場を沸かせたのは、落語家の三遊亭圓窓氏。「自作の創作落語であっても、無料で弟子たちに伝えていくのが落語界のしきたり。急に著作権と言われても戸惑うばかり」と慣習によっては制度が合わない現状があることを説明。また、創作落語のモチーフとして文学作品などを参考にすることがあることに触れ、「知を共有するためには(著作権を)なくした方がいいくらい」とした。

なるほど落語という古典芸能においては、「著作権」というのが馴染まないというのは面白い。まぁ言ってしまえば「著作権」概念が日本に入ってくる以前から「落語」ってのはあったワケで、落語界に存在する「知の共有・継承システム」って言うのは面白い。
ここはもうちょっと明日にでも調べて書いてみる。