献本でid:gotanda6さんより、タイアップの歌謡史 (新書y)が届く。
まだ読めていないけれどパラパラと見た感じで大変な労作に感心させられる。これは色んな意味で企画屋の種本になりそうな気がする。詳しい感想はまた後日。
- 作者: 速水健朗
- 出版社/メーカー: 洋泉社
- 発売日: 2007/01
- メディア: 新書
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そえからソフトバンクGA文庫より発売の七尾あきらの新作を購入。
- 作者: 七尾あきら,宮城
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2007/01/12
- メディア: 文庫
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まだ半分読んだトコだけれども、まだ世界観の外枠線みたいなものが全部読み取れん(笑) 最初、普通の現代ものかなぁ? と思っていたら、脳内に格闘ソフトをインストールされているヤクザの息子が主人公で、超強力なヒュプノパシイを使うキャラクターが出てきたら、サイコキノの使い手とか喋るロボットとか、全身機械化されたサイボーグが出てきたりとかして……。
うわー、若い書き方をしているなぁ。子供の鬼と全身サイボーグの少女探偵がネット社会で冒険するというデビュー作「ゴッド・クライシス―天来鬼神伝」を想い出した(笑)
七尾あきらって冲方丁・古橋秀之と同年……「ニューロマンサー」邦訳10年後のデビュー組であり、サイバーパンクの申し子な訳で、自分の好きなものを全部放り込んでしまおうって感じがにょきにょき出てる。
そう言う意味では、もっともっと好きなものを盛り込めるような「未来社会」を舞台にしても良かったかなぁという気もした。あるいはギートステイト*1ぐらいのぐらいに縛って書くのもたのしいのかなと思ったりもした。
内向きな広がりとは違ったガジェットの盛り込み方が、ちょっと前のラノベっぽくて非常に面白く感じた。詳細感想はまた後で。