時代は〈エロカワイイ〉から〈上品〉へ? 日経BP「NEXT GIRL」”ほぼ”編集長が語る藤井美菜とムーヴメント

藤井美菜関連で飛んでくる人が増えたのでどうしたのだろうとリンクを辿ってみたら、こちらからのリンクだった。
新企画の準備室
藤井美菜が表紙という大英断を下した日経エンターテインメント!別冊「NEXT GIRL」を編集された編集者さんでしたか!
NEXTGIRL [ネクストガール] | 日経BP社
いや、この雑誌は本当に出来が良かった。このサイトを始めてから、幾つかのアイドル研究サイトを定期巡回しているんだけど、なかなか藤井美菜を取り上げてくれるところが少ないんだよね……。
1年前のインテルのCMの頃、「すごい逸材が現れたもんだ!」とビックリして、藤井美菜関連のエントリを乱発して、akiba.comとかでも取り上げられたのだけれども、一般紙の方では全然、藤井美菜を取り上げないんだよね〜。

◆一連の藤井美菜エントリ
理系少年の憧れ 大注目の藤井美菜(前篇) - さて次の企画は
理系少年の憧れ 大注目の藤井美菜 (後篇) - さて次の企画は
理系少年のヒロイン・藤井美菜が、ビクターの甲子園イメージガールに - さて次の企画は
藤井美菜の新CMがキター! - さて次の企画は
にゅーあきばどっとこむ NEWS050818 「本日の常習者サイト!:理系少年の急所をすべて突く藤井美菜に大注目!」

藤井美菜をフィーチャーしてくれるサイトとかもほとんどないし。
まあ常日頃のことだけど、「乙木ちゃんは、何もかもブームを3年前に先取りしていしまう、軽い《すがやみつる菅谷充》病にかかっている、でいつも先行し過ぎるし」とか云われる始末(苦笑)
id:otsuneさんに依ると、菅谷充は、つねに時代に10年先行してしまうケがあるのだそうだ。ある種、不幸の典型かもしれない】
くそぅ、リア・ディゾンLeah Dizon)はチャンと当てたぞ!
それが、ようやくNEXT GIRLで藤井美菜表紙ですよ!

◆「NEXT GIRL」の宣伝
日経エンタテインメント!ビジュアル別冊「NEXT GIRL」は、
「次に来るコは品がある」
を切り口に、これから注目される若手女優やアイドルをいち早く取り上げる提案型ビジュアルムックです。

この「次に来るコは品がある」というのがすごく重要な気がする。
俺も1年前にエントリで
「かわいい」から一歩成熟 じわり「エロい」志向 小物も車もドリンクも - さて次の企画は
というのを書いたのだけれども、ちょっとこれは俺の中では見つけるのが遅かった観があって……去年の4月で朝日新聞で記事になってるんだもんなぁ……《エロカワイイ》は若い世代から年輩世代にまで、そろそろ飽和状態なのかなという気がしてきている。《エロなんとか》という感じでコンテンツを売ろうとするのは、遅すぎることはないんだろうけれども、ちょっと賞味期間は短くなるような気がする。ゲンダイにこんな記事を書かれちゃなぁ……。
Infoseek ニュース - ニュース速報、芸能スクープなど満載
で、次は何が来るかなぁと思っていた矢先に、「NEXT GIRL」で、「次は上品さ」だと書かれたので、ちょっと自分の中での言葉に出来ない部分を指摘されてビックリしたんだよね。
おそらく倖田來未の売上がガクンと落ちてくるタイミングを見計らって、この「上品さ」というのが、すごい勢いで駆け上ってくるような予感がする。
リア・ディゾン人気というのも、確かにアレはエロなんだけど、背後に「清楚さ」「上品さ」があるんだよね。これが倖田來未との大きな違いになっている。
リア・ディゾンに女の子人気が付くかどうかは分からないのだけれども、女の子人気がついたなら、それはリア・ディゾンの持つ「清純さ」「上品さ」という部分がフィーチャーされるだろうし、また女の子人気が付かないのであれば(これだけじゃなくて色々な理由はあるだろうが)、それが「エロかわ」路線の終着点になってしまうのではなかろうか?

【追記】
と書いたら、「また乙木さんは先行しすぎているし……」「いやカズちゃん(一史=カズフミだから)の先行が3年から1年になった分だけ、良い退化といえよう(これは誉め言葉なのか?)」とか、広告代理店時代の友人に言われた(笑)。チィ!

くそっ! まったく奴らときたらそれでも友達か!(苦笑) 常日頃から俺の分析に乗ってくるくせに、また盛大に領収書を切らせておごらしてやる。
そんなことは取りあえずわきに置いておいて、俺としても日経BP社において「ライトノベル完全読本」を出したという繋がりもあり、メールを書いたら返事もいただけたので近いうちにこの編集者さんとお会いできそう。
もう業界ではなかなか出来なかった藤井美菜の話題を、話したり聞けたりするのがすごい楽しみだ。

【追記】
すがやみつるに絡んで。技術論は少ないけれども小説家になるための心構えなどが色々な視点から書いてある名著。
すごく役立つのでお勧め。売れ残った本の断裁シーンの写真などもあるすごい本。

マンガでわかる小説入門

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