ジャンプで強調される「自我とシャドウ」の話

なるほどー - yojikのlog
白黒コンビの話は、ようするに互いに欠損したものを補うバディものではあるのだけれども、それがかなり意識的に使われているのではなかろうか? もう一つの使われ方としてあるのが個人的にはNARUTOBLEACHだと思う。

ジャンプだけ見てもHUNTER×HUNTERのゴンキルアとか、ムヒョとロージーとか、アイシールド21のセナ蛭間とか、NARUTOのナルトサスケ*2とか、武装錬金のカズキ蝶野とか、一杯あるなー。むしろジャンプは特にその傾向が強いのか。
ユングアーキタイプにおける自我とシャドウにも似ているかも。その意味では古典的な主題の再発見にも思える。

自我とシャドウか。古典的な命題だけれども、NARUTOBLEACHはそうやって00年代的なテーマ「引き籠もり傾向」をどう越えるかを目指しているよね。
◆ナルトにおける九尾(あの「尾獣と人柱力」の設定とか)
BLEACHにおける黒い自我

とか。80年代的に強くなりたいという衝動とどう違っているのかなどとはまだ考え中。
早いとこ和月伸宏論もかかなきゃなぁ……。