香椎由宇は、オタク第一世代オジサンにシーラ・ラパーナ的ウケ方をしている

デスノートにも出演が決まった香椎由宇って、本当にオジサン受けをしているよなぁ……。もうちょっと焦点を絞るのであれば、オタク第1世代へのオジサン受け方が過剰なような気がする。
前にもちょっと書いたけど、オレ的には「ローレライ」の公開時期だったりしたら、木村カエラの方が会っていたような気がするし、正直、「ローレライ」の頃の香椎は割とどうでもよかった。リンダリンダリンダの役所はわりと好きだけれど、現在のPARCOのCMもちょっとどうなんだろうと思う。
噂に聞く限りでは、かなりの漫画好きで、漫画喫茶に入り浸りという話は良く聞く。
話は前後するけれども、デスノートのキャスティングはこんな感じらしい。

デスノートCAST
夜神月(キラ) 藤原竜也
夜神総一郎  鹿賀丈史(←笑うところ)
夜神粧裕   満島ひかり
夜神幸子   五大路子
L      松山ケンイチ
ワタリ    藤村俊二(←神!)
南空ナオミ  瀬戸朝香
Raye=Iwamatu  細川茂樹
松田     青山草太
相沢     清水伸
宇生田    奥田達士
模木     中村育二
リューク(声) 未定
レム(声)   未定
弥海砂(ミサ)    戸田恵梨香
秋野詩織(オリジナル)香椎由宇

どうもオリジナルキャラという扱いが微妙だな……。金子修介監督の好きなタイプとはちょっと違う気がするのだけれどもどうなのだろうか?
香椎の持っている、《美少女君主》《男運、よくありませんッ!》という感じ――まぁ、それもあのツンとした独特な美少女っぷりから来ているんだけど――って、聖戦士ダンバインのシーラ・ラパーナを思い出んだよなぁ。
まぁ、原田知世とか、あーゆー感じのちょっと人形っぽくて、理念に生きている薄幸の美少女キャラって言うのは、文化系オタク少年の理想像でもあるからしょうがないんだけれど……。

シーラ・ラパーナ
聖戦士ダンバイン」に登場するナの国の若き女王。富野監督が得意とするドロドロな展開の中で、ただ一人戦争終結と平和を求めて戦う。最後には地上からすべてを浄化してバイストン・ウェルへ帰還する。主人公ショウ・ザマのことを好きだった描写が多々あるのだが、結局それをあからさまにすることはなかった。
「オタクがびびっちゃう程の性的アピール力を持っていない=成熟していないが、清純にして高貴であり、主人公を導いてくれる戦う姫様」という点で、出渕裕ゆうきまさみとりみき他、俗に言うオタク第一世代から絶大な支持を受けたキャラ。
自分が戦って自力で勝っちゃうナウシカ(あれはファリック・マザーなのかなぁ?)とはちょっと違う。
ちなみに萩原一至「BASTARD!」のシーラ姫のモデルでもある。

女系家族」はまったく見ていなかったので、よく分からないのだがどうだったのだろうか? PARCOのCMを木村カエラの後で取る辺り、やっぱり、木村カエラには一歩遅れている感じはする。とはいえ、事務所の力が大きいので、イイポジションにはいるよね。
あと、リンダリンダリンダの影響か、サブカルシーンにおける立ち位置が確立しつつあるのだろうか? これはまだあまり注目していないので良くわからないんだけど。
ただ、あまり特撮映画に出すぎると、事務所の意向とは大きく外れてきそうな気がするのだけれどもどうだろうか? 仲間由紀恵は怪獣・特撮女優から脱却できたけれども、ちょっとコミカルな演技は苦手そう&事務所の意向と逸れそうなので、頑張って欲しいと思う。