映画化のセレクションをどうするか?

旧聞に属するニュース。リンクはられて気付く。現在、邦画はバブル化しているのだけれども、この「最終兵器彼女」の失敗具合は非道いなぁ……。「超少女REIKO」(だったけ?)の悪夢再び! そろそろバブルもおわりか。
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「最終兵器」期待はずれ!小樽の初日入館者わずか54名! (2006/1/29)
 小樽が舞台の切ないラブストーリー「最終兵器彼女」が、28日(土)から全国とともに、ワーナー・マイカル・シネマズ小樽(築港)でもロードショーされた。350万部を突破した超人気コミックの映画化で、小樽が舞台とあって、多くのファンが駆けつけると思われていたが、初日はなんと、たったの入館者54名と切ないストーリーの始まりとなった。

もちろん、宣伝との兼ね合いもあるわけだが……。「純愛系」「泣ける系」だからといって、必ずしも映画化したからと行って客が入るわけではない。「セカチュー」「電車男」は許容されても「最終兵器彼女」が許容されなかったというのは、いくつか検討してみたいところ。まぁ単純に旬を過ぎていた上に出来も悪かったのだろうけれど。
実は、ジブリの新作の「ゲド戦記」にしたところで、果たして本当にセレクションがベストかというと難しいところ。勿論、電通×博報堂が組んだ以上は意地でもヒットさせるだろうけれど。それはCXと東宝が押している「ブレイブストーリー」も同じだ。
ようするに前者は、「読売テレビ宮崎駿以後の売上維持」、後者は「『踊る大捜査線』の本編シリーズがない時の売上維持」のための方法論として編み出された映画制作だし。