週刊少年ジャンプの30代男対応

今週号の「ブリーチ」を見て思った。ひょっとしてコレが30代の男が読むコミックとして、準「北斗の拳」化する可能性もあるのだろうかと漠然と思った。まぁなかなか難しいんだけど……。復讐・師弟の縁・親の代からの因縁・得意な言語感覚etc. う〜ん、こう化けるとは予想できなかった。
最初はじまった時はどうなるか分からなかったのだが、どっかのサイトにも書いてあったが、売れ始めてから「売れた奴だけが持つ艶」が出てきた。
あー、不思議だよね。「売れた奴だけが持つ艶」って。主人公の父親も元・死に神だったらしいので、いきなり親子話に突入しそうで、これは熱い!
先週の読みきり、いとうみきおの「謎の村雨君」も良かった。あれも連載しそうな艶があった。

  1. 人間はミスして当たり前、そのミスをリカバリーするところで人の真価が分かるという設定。
  2. 自分語りが多いながらも、外に視線が向いている主人公。
  3. スパルタながら、息子を情熱的に愛している父親

とかがね、興味深い。あーこうやって自意識過剰な男子の空堀を飛び越えるかーと感心した。