ゼロックスの機械はユーザーの知らぬ間に「追跡コード」も印刷

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アメリカ政府が作っているバックドアの一つが明らかになった。陰謀論を語るのが好きな国民は「実際に陰謀を作る」のも、「実際に陰謀を暴く」のも上手いなぁ。解読を行ったのは電子フロンティア財団

米国の非営利団体、電子フロンティア財団(EFF)は17日(米国時間)、米ゼロックス社製のプリンターが印刷する“追跡コード”の解読に成功したと発表した。紙幣偽造などを防ぐためのコードで、同社は政府機関以外には解読できないと説明していた。
 EFFは今年7月、ゼロックスのカラーレーザープリンター『ドキュカラー』が印刷した面に、プライバシー侵害の可能性のあるコードが刷り込まれていることを公表した。直径1ミリ未満の小さな黄色いドットが15行×8列の格子状に並んだもので、拡大鏡か、ドットを浮き立たせる青い光がなければ目に見えないという。
 その後、米財務省秘密検察局(シークレット・サービス)が、このドットが犯罪に使われたプリンターを特定するための追跡コードであることを認めた。プリンターを悪用した紙幣偽造を防ぐため、政府機関が特定のメーカーと契約して製品に組み込むよう要請したものという。

もともとシークレットサービスは、紙幣偽造を追求するために作られた組織だから、この暗号埋め込みの管轄もシークレットサービス担当になるんだな。
面白い。もちろん、現在ではNSA辺りも絡んでいるんだろう。
キヤノンもフジも埋め込んでいる説もあるわけだが、そういったのがどのように米国政府から依頼があるのかは知りたいところ。
あと日本向け出荷製品に組み込まれているのか、あるいは日本政府もこの暗号解読が出来るのかは知りたいなぁ。
道路監視システムのNシステムなんかは、もうわりと警察小説に出てくるけれども、対テロのためにアメリカが本気で取り組んでいるこうしたバックドアシステムのリストなんかどっかにないだろうか?
こういうのを見ると、絶対、ウィンドウズにはバックドアが仕込まれているのは間違いないのだろう。
こーゆー現代のハイテクノロジーにおけるセキュリティや、極秘で組み込まれているバックドアシステムに関して、陰謀論じゃなくて、日本で一番詳しい所って何処だろうか? Winnyでの情報流出などを見るにおいて、すくなくとも一般警察が詳しいとは思えないし。やっぱり公安なのかなぁ?
電子フロンティア財団(Electronic Frontier Foundation)とは、インターネットやネットワーク化された社会において市民の自由を守るために1990年に設立された財団。
サイトは下記の通り
http://www.eff.org/
また、EFFでは、下記の製品もこうした暗号が埋め込まれていると警告している。

http://www.eff.org/Privacy/printers/list.php
◆暗号埋め込みが予想される謎の黄色い点が印刷されるプリンタを発売しているメーカー
ブラザー
キヤノン
Dell
エプソン
京セラ
Lanier
Savin
ゼロックス
Tektronix 東芝
コニカミノルタ 一部不明、一部確認
ヒューレットパッカード 一部
Lexmark 一部
◆未確認、不明のメーカー
IBM 不明(ないってことないだろう、技術が高いのか?)
Samsung なし

偽札製造やテロ組織は、サムソンのプリンターを使うしか!