NANAヒットでストーリー性を獲得した中島美嘉と木村カエラの逆転?

漠然と考えていたことをズバッと指摘された。いやはやすごい。
本文があまりに短いので部分引用がしにくく、全文引用になって申し訳ないのだが。
strange

比較的ライトなユーザー層をターゲットに考えると、木村カエラのあの位置は、中島美嘉(つーかNANA)に奪われつつあるような気がする。

音楽やトーク番組でのポジション取りはひとまずおいておくが、雑誌の表紙に関してはこの二ヶ月ほど、あれほど吹き荒れたカエラ旋風が、すごい勢いで中島美嘉(つーかNANA勢)に置き換わってしまったかのような観はある。
まぁ、木村カエラがセブンティーン卒業したからってのもあるだろうけど。とにかくライト層向けのアピール力が一気に逆転した。
特にもっとも集合しやすくブームの牽引役となりやすい、中高生女子へのアピール力などが……。ライト層にとっては中島美嘉が異様なまでのストーリー性を獲得しちゃったというのが大きい。
なんていうかな……女子中高生にとっての憧れとして《義姉》のポジション。ちょっと散文的に書くと以下の通り。

◆憧れの対象としての《義姉》
将来、大人になった自分がなりたいと思うロールモデルではないが、ある種の憧れの対象とでもいえるのだろうか。《他に類例のないカスタムタイプの年上》の存在。
自分に先行するけど、ちょっとヌケたところや外れたところのある《姉》のポジション。とうぜん、外れている所が力に転換されるわけだ。
もうちょっと言いかえると、実際上は木村カエラは一人っ子、NANAも一人っ子なわけで……《血縁のない義理の姉》とでもいえるだろうか。
自分を飲み込んでしまう実母の母性とは無縁で、実兄から実母の母性性を消去してしまうような存在とでもいえばいいか……。


あー散文過ぎる、もうちょっといつものような箇条書きタイプにまとめて、あとでリベンジ!

今月号のダ・ヴィンチの表紙の木村カエラ写真もちょっと変だし……。
ちょっと状況は想像を超えていたなぁ。