現代用語基礎知識リスト

『現代用語の基礎知識2006』掲載キーワード発表 - はてなダイアリー日記
はてなキーワードにおいて、サークルクラッシャーが掲載されることになった。この語句を登録したのはオイラなんだけど、実は文章的な元の文章を作ったのは俺じゃないというプロクシーシステムがこちらでも採用されている。
で、おそらく一番最初に日本語として使用したのは井上純弌ではないだろうか?
呑み会でサークラ話題でも盛り上がったので、そろそろ取り上げてみようと発案なんだよね。
現代用語の基礎知識2006 - import otsune from Hatena
もし「現代用語の基礎知識」が送られてきたら、元の文章を書いた某氏に基礎知識をプレゼントしよう。まぁこの辺りは個人的な信義と、今後色んな仕事をその方に頼むためにも必要なんで。
その後のモテ・非モテ論に関わってくるけれど、はてなネットワーカー層における興味範囲の一端をかなりあぶり出せた上で、幾つかの仕事にも繋がったので非常に助かった。あとビジーウェイトの退屈をしのぐための遊び場・観察場としても有用だった。
でもサークルクラッシャーの話題に関しては、そろそろ菊池たけしの93年RPGマガジン騒動あたりを触れないといけないよね。そういう自虐的な実体としてすでに90年代前半からあった言葉を意図させるには菊池たけしネタに触れなきゃいけないんだけど、手元にRPGマガジンがなくて避けてた。
あと個人的に論争で面白いなと思ったのは

全日本の文化系コミュニティ崩壊原因の実に87%を占めるといわれる。

というネタ部分を本気に取る人がはてなで多い意外性……《はてな》だともうちょっとユーモアが通じると思っただけど……とか、

ハイソで文化度の高い(つまり「性へのビビリ」度が高い)コミュニティ

への反発で、「俺たちゃビビっていねぇ!」とかいう本心の反発を、「女性差別、イケナイ!」というポリティカルコレクト的なキャンディーでくるみ、論客系女性サイトへのアプローチを図ろうとする心情手法とかに清冽な感動をおぼえた。