日本の革命を目指していた連合赤軍の服務規程には、当然のことであるが「彼女」に関する規定もある。
その規定は以下の通り。
◆第十四章 彼女
- 彼女の開発・製造・運搬・保管は自力更生を原則とする。
- 一切の彼女は部長の所属とし、通常各課に貸与されているものとする。
- 保管は居住と分離して行い、いついかなる時にも商…*1体制へ直に移行できる様にする。
- 防衛的彼女は家具の一部として改良し居住地に保管しておく。
- 彼女開発に関する基礎学習、訓練実験を課の責任で行い、蓄積する。
- 材料、製品、兵站等を開発し蓄積する。
- その成果は質、量、所在などは部長に報告し、徴発に応じる。
と思った人は、カツ・コバヤシレベルまで、童貞とセカイ系をこじらせているので、今すぐ「イリヤの空、UFOの夏」「最終兵器彼女」といった「悲恋バトルヒロインもの」のライトノベルやマンガを一時は傍らにおいて、パチスロの「祭りの達人」「リオデカーニバル」をやりに行った方が良いかもしれない。
あるいは、いっそD.T.レベルを高めて、連合赤軍設定でマンガやライトノベルを描いて投稿した方が良いかと。
彼女というのは、「武器」のことを指した隠語である。
まぁそのなんだ、ホモソーシャルな社会経験不足の集団で、頭でっかちに合宿的な生活を送っていると、必然的にこーゆー変な「邂逅」へ行ってしまいがちである点において、過激派もオタクも変わらんのだという一時資料として貴重。
だってさ〜
「武器のことは、どうやって暗号化しようか」
「そうだな〜、武器と書いたら公安警察に分かっちゃうからな〜」
「よし、じゃあ『彼女』と呼ぼう」
「おお、イイじゃん、彼女にしよう」
「じゃあ、防衛的武器というのを防衛的彼女に直そう」
「いいね〜〜」
とか、連合赤軍が合宿して、服務規程を作るために会議しているんだぜ。笑うとこでしょ。ここは！
合宿が楽しくないとは云わないけれど、何か一つの目的で「開発合宿」とか「ゲーム企画合宿」とか「創作合宿」「映画企画合宿」なんかはやらない方が良いんじゃないかなぁ〜と思わせる一例である。オイラよりの上の世代にはわりとそう言う＜合宿幻想＞があるけど、ちょっとダサイよね。
それが30過ぎてもダサイと見えることに気付かないのはマズイねということで。
【参考】
遊撃インターネット
【ブックマークの反応】
はてなブックマーク - さて次の企画は - 連合赤軍の「最終兵器彼女」
面白いのをピックアップ。
◆id:iidakazufumi さんより「大塚英志がキレるぜこんなことネタにすると」との指摘が！ これを見た瞬間『意図』が伝わったと大喜びしましたよ！
◆id:soylent_green さんの「まず『光の雨』の裕木奈江を思い出していろいろ恐怖した」というのもイイ！ サークルクラッシャー（人間関係破壊女by田中圭一）は大量破壊兵器だから規制しないとな。
◆あと「押井守」「立喰師列伝」「紅い眼鏡」関連と、「はてな合宿」とかの合宿関連の記述が出てくればオイラとしては完璧。
◆id:gntさんより「ははは。犬狼シリーズ参照のこと」と押井話が……。そろそろ押井さんに「仮想戦後史や安保ネタは飽きた」とか「つかこうへいの飛龍伝や赤穂浪士の討ち入りみたいにベタ化したら？」と誰か言ってあげた方が良いと思う。
◆id:nekotankさんより「そうか連合赤軍に入れば彼女が出来るのか(ぇ」 。ＧＪ！ よいボケだ！
