「CYNTHIA THE MISSION-シンシア ザ ミッション」は、オタク第3世代的というよりもかつて美少女コミックに良くあった構成

CYNTHIA THE MISSION 1 (ZERO-SUM COMICS)

CYNTHIA THE MISSION 1 (ZERO-SUM COMICS)


次々登場する特殊格闘技能をもつ登場キャラクター描出が、「構成」として不思議な感じで、「西尾維新のようなスピード重視構成?」とか「世界設定構築よりもキャラ立てに傾注?」などと読み取って、やっぱりこれが最近の流行なのかと考えていたら、某漫画家から間違いを指摘された。
かつての美少女コミック雑誌が連載だったころ、デビューしたての新人などでよくあったのだが、「ページの穴を埋める不定期読み切り連載」という形式を取った場合、とにかく限られたページ数の中で、自分の面白いモノを大急ぎで注ぎ込んでいくとこういった構成になるということ。
当初から連作という形式を取っていない場合、作家の方が「読み切り連作」を「不定期連載」のように世界観を繋げていく形で、描出していくと=作家の方が裏設定で繋げていくとこういう構成になるとのこと。
実際の掲載形態がどのようなものになっているかは雑誌の方を未見であるため、わからないが、そういわれると成る程と理解しやすくなった【増刊号の読み切り連作みたい?】