舞-HiMEを蓬莱学園アニメとして見立ててみる 最終回

え〜と、結局、いろんな情報を補完するにはどうしたらよいのでしょうか? 結局、宇宙から来た宇宙船とかだったんですか?
最後は卒業式になるだろうなぁとは思っていたけれど、こう……されてもなぁ……。
最後、炎凪が姫野二三に渡していった本というか学園名簿とか、変なところが「蓬莱学園の冒険!」に重なるところが悩ましい。

あちこちサイトを見ていて興味深かったのは「鬱エンド」「全員復活」云々と、美少女ゲーム用語を用いて語っているサイトが多いこと。
こういった本来的には閉鎖的コミュニティでしか用いられなかったジャーゴンが、90年代半ば以降のネット普及や2CHの隆盛あるいはWikiシステムによって一瞬で広まるようになったというのはPBM時代とは隔世の感があるなぁと思った。

閉鎖コミュニティにおけるジャーゴンは、創造物が商品として開放形である市場(マーケット)に出た場合に、個性となりうるのに対して、ネットによる広範な単一コミュニティ=単一マーケットとしての形態が成されるまでにネットが普及すると、ジャーゴンは逆に、それがクリエイター側に逆流入、創作の幅を狭める一要因になるのではないか云々と面倒くさいことを考えはじめたのだが、眠いので寝る。