カッコイイ大人に関するmemo

仮面ライダー響鬼をみながら思いついた事柄に関するmemo。たぶん、「かっこいい」「かわいい」関連に繋がってくる。

少年・明日夢の日常がまた、実にリアル。
一生懸命に勉強し、当然 先生にも誉めてもらえるかと思いきや、予想外に厳しい現実を ぶつけられて凹む、というシーンなんて、高校時代に このまんま体験した事があるような(笑)。
そんな、数十センチ程度しか前が見えない、視野狭窄に陥りがちな辛い受験生にとり、異世界住人のようなヒビキの存在は「驚異」であり「憧れ」であり「ファンタジー」…ヘタすると「格好の現実逃避材料」にもなってしまうだろう。
ああ、分かる分かる。
(中略)
実は、明日夢が見つめるヒビキもまた、シンドイ、必ずしも意に染まない仕事に悩まされる、労働内容の特殊さ以外は ごく普通の「大人」に過ぎないのだが…
という所がまた、面白いんだよなあ。
ようこそマジカルポットへ
2月28日 響鬼#5感想より抜粋

10 代の子どもたちは、かつて社会でもっと大きな役割を果たしていた。産業化が始まる前は、どんなティーンエイジャーも、何らかの形の徒弟だった。商売かもしれないし、牧場かもしれない。軍艦ということもあったろう。彼らは、勝手に自分たちの社会を作ったりはしなかった。大人社会の若い一員だったんだ。
かつてのティーンエイジャーは、今よりも大人を尊敬していたらしい。彼らが身に付けようとしているスキルに関しては、大人たちは明らかにエキスパートだったからだ。今の子どもの多くは、自分の親たちが遠く離れたオフィスで何をしているかほとんど知らないし、学校でやっていることが、自分が大人になってからする仕事にどんな関係があるのか(実際、ほとんど何にもない)まったくわかっていない。
http://www.blog.net/nerds-jp.htm より抜粋
アメリカ国内のみならずオタクと不良とティーンエージャー文化に対する驚くほど深い考察に溢れたポール・グラハムのエッセイ。まだ全部、消化し切れていない
原文:Paul Graham: Why Nerds are Unpopular