ベビーブーマーを主要ターゲットにしたこの映画が、ちょうど見たかったタイミングで放映してくれたので助かる。同じタイミングで団塊の世代の星「常務・島耕作」が始まったりしたのでちょっと興味を引かれた。
オイラは今年３７歳なのだが、ちょっと最近会う人物で、興味のある人に今年３２歳から３３歳になる第二次ベビーブームの頂点の人が多い。その昔話を聞いているうちにこの世代にとって日本の風景ってどう見えてきたのだろうというのに興味がわいてきた。
小学生時代からもっとも同年齢の人数が多く、プレハブの仮説校舎で学んだ経験がある世代でもっとも苛烈な受験戦争を経験した年齢。でも就職しようと思ったらバブルが崩壊しているのもこの年齢だ。そして彼らの父親・第一次ベビーブーム世代の頂点がは、２年後の2007年、定年退職を迎える。これは島耕作もだいたい同じくらいだ。
彼らにとって80年代、90年代ってどう見えてきたのかをとらえ直してみたくて、パラパラと大衆風俗史などを見ているところ。
