今年最初の映画・カンフーハッスル視聴

嫁さんが親戚に挨拶に行っている間に、カンフーハッスルを見にいく。劇場の中で笑いがこぼれる楽しい作品。少林サッカーと同様にチャウ・シンチー監督が演じる、カンフーが得意な負け犬キャラクターが主人公。チンピラだった彼が、最終的にカンフーの達人として目覚めて正義のために戦う。ギャグは面白い。主人公がナイフを投げて大家婦人を暗殺しようとするシーンなんか、もう劇場内が大爆笑に包まれるくらい面白い。けれど少林サッカーを激賞していた関根勤も夜の番組でうなっていたが、もうちょっとストーリーに力入れてくれるともっと面白くなったのに……と残念。ハリウッドでは良くあるが、シンチー監督自身には、明確にこういう面白いシーンを描きたいというイメージがあるだけに脚本協力を入れたほうがよいのかも知れない。もっともそういった小難しいことに興味がないのかも知れないが。
シンチー監督の諸作品を協力にプッシュする友人がいるので、日本未公開作品も含めて幾つか見てみる予定。
『ドラゴンボール』を参考にして作ったという『詩人の大冒険』というのが面白いらしいのだが、ちょっとDVDを買うほどでもないので悩みどころか。