舞-HiMEを蓬莱学園アニメと見立てみる

ストーリーはスゴイ勢いで進んでいる。
とうとう深優・グリーアが正体を明かすと共に、アリッサ・シアーズがボス的な動きをし始める。30分が45分くらいに感じる急激なストーリー展開ぶりにビックリする。
ただ見ている中で不満点も幾つか

HiMEが何人いるのか数字を出して欲しい。

何人いるかということ自体が、世界観を規定すると同時にマンハント的な視聴も可能にするわけで、そろそろ全体の人数を明らかにした方が良いと思う。ヒロイン13人とかいう番宣的な露出でなく。

風華学園のある島がよく分からん

なんか渋谷みたいな繁華街があったりとか、大通り脇のファミレスがあったりとか、全然隔離空間の感じがしない。スケバンデカからの文脈通り「閉鎖された社会」としての学園モノを描こうとしていないのがちょっと減点。なんで船に乗って渡ってきたのやら。

ヒロインの行動原理が分からん

そろそろ舞の行動原理をあかして欲しい。さもなければ的がドンドン攻めてくるとか。主人公が謎を知らず、世界観の開示もまだまだ始まったばかりなので、ちょっともたつき感が出てきているかも。
この辺り、「学園アニメ」を作るときの教訓として、ちょっと色々押さえておこうと思う。