舞-HiMEからのアクセス数が凄い&学園モノの成功法則

舞-HiME関連からのアクセスが多いなぁ。昨日の展開が凄く衝撃的だったみたい。基本的に学園モノが好きな私としてはこの盛り上がりは嬉しい。
あ、イラストは「蓬莱学園の冒険!」での一番の人気キャラクターだった、中村渠早苗(なかんだかり・さなえ)ということで。
でもなぁ……あかほりさとるの「神to戦国生徒会」はどうなんだろう。
経験則から言うと、成功した学園モノは第一回目からとにかくど〜んと引きつけるモノがなければならない。
「燃えよ!孔雀学園」「ハレンチ学園」「聖アリス帝国」「蓬莱学園の冒険!」「少女革命ウテナ」「絶対無敵ライジンオー」「舞-HiME」「ハリー・ポッター」にせよ、成功作には「こんな学園、ありえね〜」&「今までの学園モノの脈々と続いてきた伝統を継嗣しつつ、これは見たことのない新機軸の新しい設定だ!」というインパクトが1発目からなければならない。……ハリー・ポッターは外国作品なので別においておくが、その成功を元に作られた「スパイ−ハイ」は明瞭に「ハリー・ポッター」を継承しつつ、新しいことをやっている。
スパイ-ハイ エピソード1
結局、学校とは子供が最初に接触する<大規模組織システム>の一つだからこそ、恐ろしく緻密な設定が必要になるからなんだろうけれど。
今回のあかほりの「神to戦国生徒会」はなぁ……。

  1. 戦国生徒会? あの高橋留美子の初期名作「戦国生徒会」に何か付け加わっているの?
  2. 主人=奴隷関係ですか……はぁ「少女革命ウテナ」をどう昇華させようとしているのか見えません。

新しさが全然見えない。辛い。
どちらにせよ、あかほりさとるが、高橋留美子に仁義を切っているのかが非常に気になる。タイトルの件でね。
タイトルで一緒なのも一部だけだし出版社も違うから、基本的には「今度、マガジンで『神to戦国生徒会』というのをやります。昔の高橋先生のような名作を作ります、よろしく」なんて挨拶も許諾も必要ない。
……でも昔のあかほりさとるはそういう筋をキチンと通せる人だった
だからこそ、いろんな人からすごく好かれていたのだけれど、最近、それらを怠っているらしいし……。
不安だ。