複数メディアの仕事が出来るプロデューサー

今までアニメ・コミック・ゲーム・ライトノベル・玩具というのは、オタク産業と言われつつも、メディアミックス企画としては連動できて来ない場合が多かった。
でもここに来て、この5大分野のうちの3つとか、4つをこなせる20代〜30代の若手プロデューサーが増えてきたような気がする。第一世代は割と1分野に特化していたのだけれど。
実績としてまだ名前が出ていない場合が多いが、明らかに増加しつつある。
ハードもしくは製造メーカーとしての、これら5分野の主導権は10年〜15年スパンで見てしまうと、

  • アニメ:CGがアメリカ、手書きは韓国・中国
  • コミック:アジア圏
  • ゲーム:アメリカと韓国
  • ライトノベル:まだ未確定、ひょっとすると台湾・ロシアを含むユーラシア圏
  • 玩具:不明

へと移管してしまうかもしれない。
ただヘゲモニーが日本以外に移管したとしても、現在育ちつつある日本人プロデューサーが上手く立ち回ることができれば、ちょっと状況改善に寄与するかなとも思う。
もっとも、ゲームが大嫌いな某アニメ会社とか、オタクメディアしか作れない某出版社、アニメ出資する前にまず本業何とかしろ某ハードメーカーなんぞが、勘違いして「その頭目に立とう」とか言い出すと失敗に終わるとは思うけど。