酒井若菜の起用の基準

青春ドラマ関連の仕事で集中的にTVドラマを見て、いくつか疑問がわきだしていたのだが、ようやくこの前に解決した問題が一つ……。
酒井若菜って何故ドラマのオファーが多いのだろうか?」「しかも余りキャラに合わないオファーを次々うけているような気もするのだけれどどうなんだろう?」「池袋ウエストゲートパーク以降、ひょっとしてドラマ関係者の間では凄い人気なのか?」
IWGPはチョコチョコしか見ていなくて、グラビア以外に酒井若菜を認識したのは、2001年のサッポロ生搾りのCMだった。シェアが落ちてきたサッポロが起死回生を狙った発泡酒のCMは、いかにもテリー伊藤演出っぽい怪しさを漂わせていた。インパクトあるけど下品さが前面に出ちゃうような……。顔立ちもあるけれど以降、変な安っぽさみたいなものが酒井若菜には付いたような気がする。
かろうじて宮藤官九郎のドラマでは、そのあたりも分かっているっぽい。
東京大学物語の水野遥
ああ探偵事務所の井上涼子
なんかは????と疑問符つきまくりだった。するとTVの人が教えてくれた。

  • 酒井若菜はとにかくオジサン受けする(テリー伊藤とか江川達也とかみたいな、なんつ〜かそんな髭っぽい説教オヤジに)
  • 顔立ちがぼやーっとしているから、「若い女の子」的な記号と「事情を分かっているのか分かっていないのか分からないキャラ」「説教されやすいキャラ」に合いさえすれば起用しやすい。
  • 所属事務所がとにかく何でも仕事入れるし、本人も断らないし。このあたり優香に近いらしい。
  • でも、若い視聴者がどう見ているかは分からない。女性は認識すらしてないんじゃないかな【クドカンドラマは女性キャラ弱いし、NHKの恋セヨ乙女もまぁ……】。

とのこと。
なるほど、特に説教オヤジ受けしやすいというのに爆笑してしまった。う〜ん、分かり易すぎる。