死ぬことと見つけたり

新宮市図書館には、最晩年の隆慶一郎が資料を調べに来ていたことを司書の方から聞く。次回作として予定していたという熊野水軍の資料を調べに来ていたとのこと。今回の取材は主要目的とは別に発見が多かった。コピー取りながら隆慶一郎話で盛り上がる。
自分に取って慶一郎のベストは「死ぬことと見つけたり」(未完だが)。次が「鬼麿斬人剣」「影武者徳川家康」と続く。
ライトノベルちっくには、冲方丁が「鬼麿斬人剣」をすごく好きとはよく語っているが、「リアルバウトハイスクール」を書いた雑賀礼史にとっての隆慶一郎ベストは何なのかを知りたいところだ。