「オラオラオラオラ」「無駄無駄無駄無駄ッ!」はどこから来たか? 荒木飛呂彦と谷岡ヤスジ、二人の天才の繋がりを調べる

どうやら一段落したんで一昨日に続けて長文コラムをアップしてみます。なんで忙しかったのかというと、gingerというwebマガジンでマンガ特集を企画をしていたからなんですよ。
団塊の世代向けのWebマガジンなんだけど、資料的価値のあるデータも掲載できたのでぜひ読んでください。Vistaプレインストール機じゃないとビューアーをインストールしなきゃないのが手間でもうしわけないんですけど。
デジタル出会いマガジンポータルdima
で、関わったのがこちらの企画「ジンジャー的マンガ道」ですね。
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で、こちらをその調べモノの途中で、すごく意外な発見があったので、これは良いネタだと思って書き上げたのが今回のエントリ。題して
「オラオラオラオラ」「無駄無駄無駄無駄ッ!」はどこから来たか? 荒木飛呂彦谷岡ヤスジ、二人の天才の繋がりを調べる
荒木飛呂彦といえば、ジョジョ立ちをはじめとするキャラクターの奇っ怪なポーズや、天才的な台詞と擬音センスが非常に名高い。
高校生になってからはじめてエゴン・シーレの絵を見た時に、「荒木飛呂彦みたいだなぁ……この画家に影響受けたのかなぁ?」と思った事は忘れられない。もっとも最近の荒木飛呂彦の公式コメントとかファンサイトの考察によると、絵的にはエゴン・シーレよりはルネッサンスの彫刻とか、ファッションデザイナーのアントニオ・ロペスの影響が強いのだそうだ。まぁ当時、田舎の高校生だった俺にはファッションデザイナーの名前など知るよしもない!(何を自慢げに)
荒木飛呂彦 - Wikipedia
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この自分の自画像を描くことに執着した画家、エゴン・シーレを扱った本と言えば「エゴン・シーレ―ウィーン世紀末を駆け抜けた鬼才 (六耀社アートビュウシリーズ)」ってのがあるけど、これは面白いのでお薦め。

エゴン・シーレ―ウィーン世紀末を駆け抜けた鬼才 (六耀社アートビュウシリーズ)

エゴン・シーレ―ウィーン世紀末を駆け抜けた鬼才 (六耀社アートビュウシリーズ)


卓越したデッサン力という点が荒木飛呂彦と非常に共通していて、興味を引くこと必至である。なぜかはてなキーワードエゴン・シーレ」の方が、荒木飛呂彦への言及が多くて面白い。
エゴン・シーレとは - はてなキーワード
個人的には、このエゴン・シーレが、ギャラリーフェイクでいつか出てくるんじゃないかとドキドキしながら読んでたんだけど出てこなかった。まぁこういう奇っ怪な立ちポーズを満載したジョジョ立ち教室なんていつ見ても面白くてたまらないんだけど、ギャラリーフェイクにおいて、細野不二彦が一気にジョジョっぽい絵を描いてしまうっても微妙かもしれんか。

さて、だんだんと本題である。
荒木飛呂彦の作品で、奇っ怪なポーズとともにもうひとつ無視できないのが、荒木飛呂彦の飛び抜けた言語センスだ。
今でもネット文化や「太蔵モテ王サーガ」で脈々と引用され続けているけれども、個人的な体験談から言うと、俺にとっての荒木飛呂彦セリフを引用する最大のマイブーム期というのは、1988年だった。
……ってなんの年かというと、遊演体のPBM「ネットゲーム’88」の年だ。クトゥルフ神話をベースにしたメールでやるRPGだったんだけれども、ちょうど「ジョジョの奇妙な冒険 第三部」前夜に掛かっていたもので、ゲームの一領域では、そのパロディの引用が大流行で、
「これははたしてジョジョの奇妙な冒険のパロディ・ゲームなのか? それとも新機軸のRPGなのか、まったく訳分からない状況」
が生まれていたりした。
普通にゲーム内に幽波紋(スタンド)とか、出てきていたしな。ハーミットパープル(隠者の紫)とか、ラヴァーズ・ピンク(恋人の桃)とか……まだ本編にラバーズが出てきてなかったんで勝手に設定してた……もう何が何だか(爆笑)。*1
ちなみに乙木が好きなジョジョセリフは下記の通り。やっぱり世代的に第三部までが多い。

「ディオォォオオーッ! 君がッ! 泣くまで! 殴るのをやめないッ!」
「さすがディオ! 俺達に出来ないことを平然とやってのけるッ! そこにシビれる! あこがれるゥ!」
「お前は今まで食ったパンの枚数を覚えているのか?」
「あ…あの女の目…養豚場の豚でも見るかのように冷たい目だ。残酷な目だ…“かわいそうだけど明日の朝にはお肉屋さんの店先に並ぶ運命なのね”って感じの!」
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラ」
「無駄無駄無駄無駄無駄無駄ッ!」

連載開始から20年たって、アマは勿論、プロでもそこいら中に熱狂的なファンがいるものだから、ジョジョから取ってきたパロディ・台詞は、リアルでもネットでも本当によく聞くし目にする。実用語としては分からないが、パロディ的な言い回しパターンの一つのとして幾つかの言葉は日本語の残っていくのかもしれない。
こういう風に日本語自体の語彙を増やしてしまうような漫画家・作家・芸能人というのは、時代時代に出てくるものだ。
でも今となっては「荒木飛呂彦がコミックで画期的にひろめた」と特にネット上で思われているセリフの語源というか語法の一つが、別の伝説的なギャグマンガ家に原点があるってことはあまり指摘されていないようだ。多分、それって非常に世代的な問題が大きいのだと思うし、ひょっとすると俺の不勉強で、もうマンガ評論家が何人も指摘しているかもしれない。
けれどもネットにおいて、ここを指摘しておくというのも面白いミッシングリンクの発見になる人も多いと思うので、ちょっと書いておこうと思ったのが、本エントリの目的である。
「オラオラオラオラ」とか、「無駄無駄無駄無駄ッ!」……じゃなくて「勉強勉強勉強勉強勉強!」というクド過ぎる連呼語法を最初に使って小学生に多大なインパクトを与えた漫画家。
それが絶頂期の少年マガジンにおいて、彗星のようにメジャーデビューを果たしたギャグマンガ家・谷岡ヤスジである。
谷岡ヤスジ - Wikipedia
公式サイトはこちら。
谷岡ヤスジ
谷岡ヤスジに関しては、また一昨年から川崎市市民ミュージアム三鷹市美術ギャラリーで展覧会が開かれたこともあり、夏目房之介竹熊健太郎伊藤剛の三氏などが各ブログで展覧会の様子を色々と語っている。
ページが見つかりません:@nifty
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2005-09-24 - 伊藤剛のトカトントニズム

竹熊健太郎さんのこのブログを見ると、実に楽しそうなのはよく分かる。
「鼻血ブーッ!」
「鼻血を出す事で性的な興奮を表すという記号自体を谷岡ヤスジが作り上げてしまった」ということは知識で知っている。けれども、オタク第2世代である俺からすると、谷岡ヤスジのすごさというのは、それだけではなかなか分かりにくかった。
「全国的にアサーーッ!」
というムジ鳥もかろうじて知ってるんだけど……って感じ。
考えてみると、その理由の一つとしては、映像作品として谷岡ヤスジが残したのが、今となってはなかなか入手・放送もされにくい「実写」であったというのもあるかもしれない。

谷岡ヤスジのメッタメタガキ道講座 [DVD]

谷岡ヤスジのメッタメタガキ道講座 [DVD]


せめてTV放映されたアニメであれば、見る機会やアニメ雑誌で取りあげられる機会もあるんだろうけれど*2
で、そんなふうに思っている時に「ヤスジのメッタメタガキ道講座―もうひとつの「少年マガジン黄金時代」」を手に入れて読んだのである。

これがもうべらぼうに面白く資料的価値の高い本なのである。
最初に読みはじめたときは、監修である週刊少年マガジンの伝説的編集長の内田勝の前書きは、まぁとりあえず漫画を読んでから……って感じでページを開いただけだった。
けれど、マンガのはじまる最初の1Pを開いてからまず愕然とさせられた。

「くそくらえーだ」
【1コマ目】
主人公ガキ夫の母:「べんきょうべんきょう!!」
ガキ夫に勉強を強制する
【2コマ目】
母:「べんきょうべんきょう」「べんきょうべんきょう」
【3コマ目】
母:「べんきょうべんきょうべんきょうべんきょう」
【4コマ目】
母:「タッチ」
父と母が交代
【5コマ目】
父:「オラオラオラオラ」
父がガキ夫を机にこすりつける

……いや、ひらがなでこそ書かれているが、連呼する時以外には普通に「勉強」と書かれいているわけだ。これは「勉強」という言葉をむしろ、効果音というか擬声語化した表現だ。これに慣れた現代漫画家だったら「勉強勉強勉強勉強勉強」って書いたってなんの問題もない。
すると、このセリフはモロにジョジョ一族の宿敵DIOの「無駄無駄無駄無駄無駄無駄」に重なって見える。
現代ならば絶対そうなるはずで、とすると

母:「勉強勉強勉強勉強勉強」
父:「オラオラオラオラ」

となっているのとなんら変わらないわけだ。
こうなると語法的にそのまんま「ジョジョ」である。
で、俺の中における谷岡ヤスジ観というのが、一気に変わってしまったわけだ。
それまでは

「オラオラオラオラ」「オンドリャー」というヤクザ言葉も全国に広めた
ギャグ漫画家・谷岡ヤスジ

という印象だったんだけれども

ジョジョの第三部における頂上決戦、承太郎とDIOが、
承太郎:「オラオラオラオラオラ」
DIO:「無駄無駄無駄無駄無駄」
という最大の必殺技セリフで大ゴマで打ち合っている
シーン自体の《源流》を産み出した谷岡ヤスジ

って感じだ。で、そこからは一気に
荒木飛呂彦の源流を谷岡ヤスジに探し読みッ!」
ですよ。
そうして探す感じで本書を読んでいくと「オラオラ(略)」「無駄無駄(略)」(だんだん長くなってきたのでちょい省略)
「過剰なまでに同じ語を重ねて強調する」
という語法以外にも

「常軌を逸するくらいボッコボコにやられる」
「ブンなぐられて、顔が信じられないぐらいハレあがる」

あたりが、谷岡ヤスジを起源として、荒木飛呂彦が影響を受けている「っぽい」……。
まぁ、この「っぽい」という書き方が微妙なのは、一つにはそれを発見したのは、「中で寄稿している唐沢なをきの見開きコミック「まんがの発明」を読んで初めて気が付いたから」ってのもあるのだけれども、もう一つの理由として
谷岡ヤスジがはじめたマンガ表現は、《漫符》表現である《汗》と同様かそれ以上に一般化・日常化したものが多すぎて、荒木飛呂彦が直接的に影響を受けたのかどうかすらわからない」
という点が大きい。
このあたりのことはあとで、詳述する。
ネットで指摘している人がいないかと「谷岡ヤスジ 荒木飛呂彦」で検索してみると、
          荒木飛呂彦作品元ネタ発掘掲示板
が指摘しているサイトだろうか。(なんか無断転載禁止とか書いてあるのでリンクだけ)
セリフの「〜〜〜〜〜」という延ばす音の部分で、コマを一つ使っているのが、荒木の谷岡へのオマージュなのではないかという指摘が1個ある。本サイトも見たが、谷岡ヤスジと比較している項目はなかった*3
おそらくこのサイト運営者も俺も……コミックのサイトを作るぐらいだから、ある程度の漫画読みを自認している人であっても、その語法のオリジナルが谷岡にあったということは知らなかった。ググってみてもネット上を見るだけではほとんど分からない、ジョジョ関連情報ってこれだけネットで流通しているし、また谷岡ヤスジ少年マガジンでの連載「ヤスジのメッタメタガキ道講座」が当時の小学生への大ブームとして受容されたにも関わらず……。
ってこんな感じで調べてくると、だんだんと怖くなってくる。
これはヤッターマンで言うところの「豚もおだてりゃ木に登る」現象なんじゃないか?
ようするに

作り上げられた「言語」が猛烈なスピードで日本語全域に拡散していくあまり、
《「言語」の伝播スピードが、作品本体のコンテンツとしての伝播スピードを、はるかに追い越してしまう》
その結果、語源そのものが消失(ロスト)されてしまう

……いや、こんな現象は、そうそう滅多に起こるものじゃないよ。
ネットで元ネタ探しが流行るのは「知的探求」という行為そのものが、ネットユーザーには非常に楽しいからだ。けれど、「コンテンツ=言語間の伝播スピードの差によって語源がロストした」現象なんて、そうそう行き当たるモノではないし、
それを多数生みだしたクリエイター・谷岡ヤスジは、ちょっと空前絶後すぎる。
いや久々に知的興奮を呼び起こされて、無茶苦茶に面白かったですよ。
最近では「流行語大賞」にはじまって「ネットにおけるリンク」「Youtube」「ばるぼらの存在(笑)」などによって、実は「語源探し」は、かなり楽になって逆に「語源探し」の楽しさは減っちゃっている部分もある。
そう考えていくと、
「オラオラオラ!」「鼻血ブー」「アサー!」以外に
「クソして寝ろ」「オンドリャー」「ドギツイ〜」「ン?」「じゃかーしー」「ワリャ」
なんていう言葉を毎週産出していった谷岡ヤスジは本当にまさに天才中の天才だったに違いない。
前述した「ヤスジのメッタメタガキ道講座―もうひとつの「少年マガジン黄金時代」」の監修は、なんといっても「あしたのジョー」「巨人の星」の生みの親である週刊少年マガジンの伝説的編集者であるため、この本には横尾忠則からみなもと太郎松本零士タモリ細野晴臣、popeyeの中心的アートデザイナー新谷雅弘といった面子が寄稿して、週刊少年マガジン発のクリエイター陣と谷岡ヤスジが後代に伝えた決定的な影響にかんしていくつも語っている。
けれどもその中でもっとも印象的だったのは、荒俣宏による「少年誌の誌面を超えて〈1970年の「少年マガジン」〉」という長文のコラムだった。
昨年まで一緒に仕事をさせていただいた経験からすると、博覧強記の荒俣宏は「ジョジョの奇妙な冒険」は当然読んでいるに違いない。さすがに文中では「ジョジョの奇妙な冒険」と「ヤスジのメッタメタ ガキ道講座」を結びつけてはいないけれど、それ以上に谷岡が日本の現代口語に対して巨大な影響を与えたかという事に関する一大論文になっている。
……なんか書いているうちにドンドン長くなっていった上にさらに引用で長くなるのは気が引けるが引用してみる。

しかし、それ(子ども雑誌に大人の感性を持ち込むこと)以上に大きな影響を社会に与えたのは、谷岡が作り出した「言葉」だと私は考える。
谷岡が生みだし『ガキ道講座』で全国に広めた言葉には、流行語になった「アサー」「鼻血ブー」「クソして寝ろ」などのほかにも「オラオラオラ!」「オンドリャー」「ドギツイ〜」「ン?」「じゃかーしー」「ワリャ」「ワンラ」といった擬音ならぬ擬声語、「しら〜ん」「なにやっちょんじゃ」「血ィみるド」「〜だもんね」といった会話の最後や語尾に付ける言葉など枚挙に暇がない。
これらの言葉に共通するのは、「何も意味がない」ということである。おそらく多くは、河内弁などのローカルな方言を下地にして、それヴィジュアルに表現するためのアレンジを加えることによって、谷岡が新たに創作した言葉であろう。しかし、これは「生きている口語」をヴィジュアルで表現するという、それまでに誰も試みていない画期的な方法だったのだ。どこが画期的かといえば、印刷されて目で読まれる言葉は、実際に使われている口語ではなかったからだ。
 当時は、口語が大きく変容していく時代であった。それまでは、実際に使われていた口語と、書き言葉としての口語には、かなりの開きがあった。明治政府が採用した「標準語」による「言文一致」は、書き言葉としては定着し、たとえば最も「ピュアな口語」である「ヤクザ言葉」や「方言」のようなものが文章化されて一般読者の目にふれることはまずなかった。
(中略)
しかし、全共闘世代がヤクザ化した言葉を使い出し、新左翼に至っては、完全にヤクザ言葉としてしか聞こえないような言葉を使うようになって、口語自体が大きく「ピュア」なものへと変容しはじめる。
(中略)
現在、女子高生らが新しい口語を次々とつくって日本語をどんどん変容させているが、こういう現象も、その元を質せば、必ず谷岡ヤスジに行き着く。ただ皮肉なことに、あまりにもごく日常的な現象になってしまったために、誰もがもはや、谷岡がきっかけをつくったという事実を忘れてしまっている。影響力が広範囲に渡ってしまったために、その起源が忘れ去られてしまうという逆説的状況に陥ってしまったのだ。

俺の中では、荒木飛呂彦は文句なしの大天才の一人だ。
正直なところ、復刻された谷岡ヤスジのヤスジのメッタメタガキ道講座―もうひとつの「少年マガジン黄金時代」を読んで、現在、笑えるところがあるかどうかと言うと、正直、1個所あったかなかったかだ。
でも、それはけっして面白くないということではなくて、むしろ知的にむちゃくちゃに楽しく、これほど面白かったのは珍しい(収録されているコラム陣がものすごいのはいうまでもなく)。
Webマガジン自体の企画もスゴイ面白かったけれども、それ以上に当時の「ヤスジのメッタメタ ガキ道講座」が掲載されている、週刊少年マガジンを漫画図書館にまで探してもらったりして、非常に楽しい二ヶ月だった。まぁサイト更新はほっぽりっぱなしだったけど(笑)。
承太郎の「オラオラオラオラオラオラ!」という名台詞は、この言葉が一般化してしまった以上、その元ネタが谷岡ヤスジにあるって今さら書いても意味がないかもしれない。
でも
「無駄無駄無駄無駄無駄ッ!」っていう名台詞に至る軌跡の一つが、天才ギャグマンガ家・谷岡ヤスジにあった
というのは、頭の片隅に置いておいてもいいかもしれない。
Webマガジンginger内の記事では、団塊の世代向けであったので、ジョジョネタはさすがに使えなかったが、谷岡ヤスジが現代の文学に与えた口語のあたりを引用してみたりしたので、こっちもぜひ見て欲しい。
webマガジンgingerのサイト
http://www.dima.jp/ginger/

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【追記02】
ダサイという言葉を作ったのも谷岡ヤスジという説がある。
造語の天才。「ダサイ」や「ん?」という言葉を作ったのも谷岡ヤスジ - さて次の企画は
に書いたのでみてください。
【追記01】
もう世代的に区切られているからしょうがないんだけど、「バター犬」というキャラクターを生みだしたのが谷岡ヤスジと知ったのも先月だったんだよね。確かにイラスト見たことはあったんだけど、その獣姦チックな性行為自体のアイディアを考え出したのが、本人とは、もう脱帽です。
バター犬 - Wikipedia

*1:PBMは1年で終わっちゃうもんだから、ジョジョの連載パターンには当然追い着かず、蓬莱学園のTV欄で継続してた。「両手とも右足の男」とかね

*2:いちおう幻のアニメ作品「ヤスジのポルノラマ やっちまえ!! Do it!!」というのがある。その「日本では一週間で打ち切り、アメリカで公開されて興行収入15億円を上げた」という奇々怪々な転変はこちらのサイトに詳しいのでご覧になって下さいhttp://kiokunokasabuta.web.fc2.com/kiokupink.html

*3:この本サイトも面白いので便利。[http://www.medianetjapan.com/2/town/entertainment/kishibelupin/parody/motoneta.html:title]