少女向けコミックの敵にして味方、コンビニコスメ

少女マンガ雑誌編集さんとの打ち合わせ。携帯電話に続く少女マンガの敵は、コンビニコスメなんだそうだ。携帯電話で月数千円の出費に続いて、少しおしゃれに興味を持った女の子が、コンビニで390円から500円のリップスやネイルグッズを買われると、もうコミックに割く余裕が無くなるらしい。
コンビニコスメを買わせずにコミックをいかに買わせるか……でも少女コミックの中身では登場キャラクターはオシャレをしているし、コンビニコスメの広告収入も重要だったりする。
むぅ、確かにこの矛盾は難しいなぁ。
なるほど、確かにコンビニで売っている化粧品の主要顧客は女子中高生なんだろう。それが少女向けコミックと競合するとは意外な盲点。勉強になるな。

取材で書店取次各社が集まる飲み会に参加させてもらう。

書店取次ジョーク集

大手古株の取次さんは作家に関する様々なジョークを知っているので面白い。

「作家の上中下」
儲けた印税で家を建てる作家はまだ上の下。
作家の上の上とは、出版社から前借りした印税で家を建て、それから書いた1冊で借金を完済できる作家。

ちょっと時代が違いますがな……。

「ベテラン作家の自負」
ベテラン「最近、君の新作売れているらしいね。どれくらい売れているの」
若手売れっ子「1巻が●●刷で●●部。2巻が●●刷で○○部で……」
ベテラン「自分の本がどれだけ刷られているか即答できるんだ! まだまだだね」
若手売れっ子「………」

テニスの王子様みたいです。