今年の夏風邪はひどい

三連休の初日に風邪をひいてから、ひどい目にあった。 こんなにひどいのは久しぶり。扁桃腺が尋常でないくらいに腫れて、ピーク時には唾を飲み込むことすら出来なかった。 ようやく復帰しつつあるし、仕事を休むこともなかったんだけど、ちょっとひどいやね。

忙しさが一段落した

ので色々と通常業務をこなしております。 でも運動不足がひどいのでそろそろ本気で運動を再開しないと体調がよくならないや。

WORLD WAR Zのキャッチーな書評を考える

WWZ

うーむ、SF的にもホラー的にも何パターンも書けるのだが、ちょっとはてなダイアラー的に「WORLD WAR Z」の女性キャラクターを中心にキャッチーなフックを大きくして書いてみることを考え中。 基本的にゾンビ戦争を生き抜いてきた女性キャラが多いから、女性…

WORLD WAR Z、すごいお薦めなのにブックマークも、アクセスもあがらねぇ……。

むー、すごいお薦めなんだけどな。ちょっと長文になりすぎたので反省している。 ちょっとまた後でポイントを絞ったレビューエントリか、おちゃらけエントリを書いて復仇を果たす。

<span style="font-size:large;">小説「WORLD WAR Z」は、全方位的にエンタメ要素が詰まった必読の傑作!</span>

薦められた「WORLD WAR Z」(文芸春秋社刊)を読みました! もうメチャクチャ面白い。ホラーとかSFとかの枠組みを超えて、オールレンジに面白い。 WORLD WAR Z作者: マックス・ブルックス,浜野アキオ出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2010/04/10メディア: …

最近読んだ本

WORLD WAR Z作者: マックス・ブルックス,浜野アキオ出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2010/04/10メディア: ペーパーバック購入: 21人 クリック: 1,012回この商品を含むブログ (62件) を見る 某作家から薦められた本。船橋のときわ書房に在庫があったので購…

ローラーガールズ・ダイアリーとグラン・トリノ

ローラーガールズ・ダイアリー(原題Whip it!)の出来がともかく良いという話を聞いているのだが、東京ですら1館−東宝シネマシャンテ−でしか上映していないので見に行くことができない。 書道ガールズよりはこっちだろうと思うのだけれどもなぁ。 公式サイ…

ハリウッドの女性嫌悪を『プレシャス』が解呪した。さて「戦後日本のロボットもの」「戦後の坂本龍馬人気」「士郎正宗の呪い」の解呪法は?

GW期間中に映画を見に行こうと思っていたのだけれども、ティム・バートンの『アリス〜』を見ただけで終わってしまう。いつものティム・バートンらしからぬ捻りのない話で,割と予定調和で終わってしまうので今ひとつ映画を見終えたという満足感に欠けたかな…

山形にて深町秋生・平山夢明両氏の小説家になろう講座拝聴

朝四時起きして山形に行って、日帰りするという強行軍にこれから出発。 4月25日のチラシ - 深町秋生のベテラン日記 山形着いた。いい天気で空が広い‼ 帰ってきました。色々な方にお世話になりました。ありがとうございます。 深町秋生さんを「Perfume」ネ…

永井豪が、エスパー魔美について思うこと

高畑さんは「非モテ」どころか、小賢しいSF少年にとって「唯一実現可能な《モテ》のロールモデル」だと思うんだが、このあたりはまた今度書くことにして、永井豪が「藤子・F・不二雄大全集 エスパー魔美」第4巻の巻末に寄せた解説が色々と示唆の深いものだっ…

バーン・ノーティスと伊藤計劃さん

地上波放映が始まってから、「バーン・ノーティス」に嵌っているのだが、これを見るとどうしても「伊藤計劃さんならこれをどう見たかな?」という疑問が頭から離れない。 「冷戦が終わり、見える敵がいなくなった後のスパイたち」というのは伊藤計劃さんのモ…

五木寛之氏が、直木賞選考委員を辞任の表明

なんか打ち合わせから帰って来たらこんな事に……。 社会 - 毎日jp(毎日新聞) 直木賞選考委員を務める作家の五木寛之さんが、選考委員を辞任する意向を示していることが分かった。19日発売の日刊ゲンダイの連載エッセーで明らかにした。 エッセーによると…

新機軸の警察小説の佳作「さよなら、ジンジャー・エンジェル」「プロメテウス・トラップ」

世は警察小説のブームである。この間、警察小説を編集している編集者の人とお話したのであるが、現在の警察小説の番付を言うと 「東西両横綱が、佐々木譲と今野敏。大関が堂場瞬一かな?」 とのことであった。 まぁこれはちょっと今現在により過ぎている気が…

愛される次男としての「龍馬伝」と、「サマーウォーズ」の解毒

最初は岩崎弥太郎のルサンチマン演出が、あまりにクド過ぎて見ているのが辛かった「龍馬伝」がだんだん面白くなってきた。龍馬に関わる歴史上の偉人の脇役陣が増えてきたことで、目指そうとする方向性が見えてきた感じ。とりわけ前回の吉田松陰(生瀬勝久)…

5年ぶりぐらいに買った新紀元社の本が便利なのと戦前外地の鉄道地図

幻想ネーミング辞典作者: 新紀元社編集部出版社/メーカー: 新紀元社発売日: 2009/08/31メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 12人 クリック: 70回この商品を含むブログ (19件) を見る 俺の方でタイトル決めをしなければならぬ案件になるやもしれぬのが二つ…

新書を少し

幕末単身赴任 下級武士の食日記 (生活人新書)作者: 青木直己出版社/メーカー: 日本放送出版協会発売日: 2005/12メディア: 新書購入: 9人 クリック: 61回この商品を含むブログ (27件) を見る とらや文庫で江戸の食生活を研究している青木直己氏の本。 紀州和…

バンダイ・ナムコ・ゲームスからアクセスが多いのだが……

NET

何かあったのかなぁ? ttp://www.lab.nbgi.jp/~mash/diary/index.html からアクセスされている。 特にモノリスの記事とかも書いていないし、いのまたむつみさんのコミケ手伝いの件などからかな?

面白かった漫画

百姓貴族 (1) (ウィングス・コミックス)作者: 荒川弘出版社/メーカー: 新書館発売日: 2009/12/11メディア: コミック購入: 51人 クリック: 540回この商品を含むブログ (231件) を見る シブすぎ技術に男泣き!作者: 見ル野栄司出版社/メーカー: 中経出版発売日:…

gossipgirlの備忘録

たぶんドラマシナリオの出来としてはNANAを超えていて、見方さえ注意すれば少年物としてもみられるんだよね。 そのあたりが、「トワイライト」とかとは違うところ。 やっぱり全話解説した方が良いのかなぁ……。 元ビッチなヒロイン、セリーナが如何にキャンデ…

男だったらシラノか諸星あたるかホリエモン? いやいやチャック・バスでしょ

TV

あー途中まで書いたのに消してしまったので、今日のところは軽く。 「咲くやこの花」「龍馬伝」がなかなかノれて見れない。むー、代わりに「gossipgirl」にハマっております。 「NANA」「冬のソナタ」「SEX AND THE CITY」と目を通しているのだけれども、「G…

藤本有紀の新ドラマ「咲くやこの花」が楽しみ! 娘と母と師匠のドラマなのかな?

TV

NHKの朝の連ドラってすごく大好きなのだけれども、近年で一番楽しんでみることのできた「ちりとてちん」の脚本家であった藤本有紀の新作ドラマがいよいよ公開される。今度は土曜時代劇で百人一首を題材にしたドラマ。 朝ドラでは「ちりとてちん」の後、「つ…

キャメロンのアバターで最も売れる技術は《デジタル・クローズアップ》じゃないだろうか。5年前後で仮面を付けたWeb人格がネット空間で溢れかえる。

今年のコミケは、東館で島本和彦さんの隣で、いのまたむつみさんと高田明美さんの手伝いしてました。 ジェームズ・キャメロンのアバターは、すでに一度見ていたのだけれども、コミケ打上の席で高田明美さんから「アバターは、菖蒲のアイマックスシアターで見…

伊集院光が語る「倖田來未の安売りが始まった」&大塚愛の終わった感がひどい。

明けましておめでとうございます。 昨年末は、仕事忙しかったもののid:p_shirokuma先生との飲み会ができたり、とても楽しく過ごすことができました。p_shirokuma先生の話を別の編集者と一書に聞いていたのですが、もう面白いやら楽しいやらで感激しました。…

蘇東坡に敬意を表しつつ、東坡肉(トンポーロー)の作り方

ストレスがたまった時の解消法として、料理があるのだが、この間は東坡肉(トンポーロー)を自作した。 なんというか、「きのう何食べた?」みたいだけれども、確かに料理をしたり、その後片付けをしたりすると、ストレスがなくなってくるのは不思議だよね。…

関川夏央:『坂の上の雲』の主人公がどうして正岡子規だったのか? ロスジェネとしての「坊ちゃん」

関川夏央の本から備忘録として引用 日露戦争をえがいているはずのこの物語の主人公のひとりが正岡子規であることを不思議に思う方も多いようです。日露戦争が主役であるならば、本来は夏目漱石が出てきたほうがいい。 漱石は戦前の最も重要な時期にロンドン…

《知力で女の子を救おうとするSF少年》の系譜としてのSteins;Gate

まぁ《お姉さま》というにはちょっと年齢(とう)のたった《SFお姉さま》に、「小中学校の頃、理想の知的なボーイフレンド像ってどんなのだった?」とか聞くと、まぁ4人も聞けば1人ぐらいは 「エスパー魔美の高畑さん」 という答えが帰ってくる。まぁ「何…