ぎゃー、東京創元社の「原色の想像力」がとても面白かったので、ブログ記事を書こうと思ったら、下書きが消えてる!
さすがに不貞寝したくなってきた。
原色の想像力 (創元SF短編賞アンソロジー) (創元SF文庫)
- 作者: 大森望,日下三蔵,山田正紀
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2010/12/18
- メディア: 文庫
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ぎゃー、東京創元社の「原色の想像力」がとても面白かったので、ブログ記事を書こうと思ったら、下書きが消えてる!
さすがに不貞寝したくなってきた。
原色の想像力 (創元SF短編賞アンソロジー) (創元SF文庫)
◆簡潔で分り易い、水島吉隆「写真で読む昭和史 占領下の日本」
*1:二階堂の両親って生きてましたっけ?
この12月は色々と本を読みまくっていました。主としてこのミステリーがすごい関連の海外ミステリを読んでいたのですが、退院してから読んだこの3冊が、現在の日本を語るに突き抜けて優れていたので、触れないわけにはいかない。
では年末を「楽しく」過ごすのに必読の3冊レビューを!
◆ショッピングモール特集がスゴイ「思想地図βVol.1」
そんな豊洲地区に投下されつつある都市計画を鑑みつつ、思想地図β vol.1を読むと、冬休みたっぷり楽しめそう。
◆裏日本の民宿へ繋がる日本の戦後史「民宿雪国」◆
◆人知れず戦いあう日本の歩哨たち「ドキュメント 秘匿捜査」◆
愛息の白血病という不幸に見舞われながら、研究の資料を得るためにロシア外交官に接触する自衛官。
そうした相手の状況を利用して、自衛官をエージェントとして絡めとっていくロシアスパイ
地道な捜査によって、二人の接触を察知して、スパイ防止法のない中で最善策を模索していく公安警察。
プーチン来日の最中への捜査に、政治的な判断を加味しようとする、かつてのスパイハンター
今までにいろんな公安警察ドキュメントを読んだけれども、本作はその中でも頭二つぐらい飛び抜けて面白い。正直言って「攻殻機動隊」を最初に読んだ時ぐらいのサスペンスを読者に与えてくれるのは間違いない。
想像を絶する技術と技術の押収するインテリジェンスの世界と、個々の捜査員たちの曲げられぬ自負心。そして非常の限りを尽くしていたロシアスパイが、任務を失敗したときに妻の前で見せる慟哭……。
扱われている内容の衝撃度だけではなく、それに関わってくる人々の人間臭さがたまらなく胸を打つ。
必見の3冊です。
というギャグを思いついたので、書かざるを得なくなってしまった。
自分の原稿を放流したものの、更なる宣伝のため、ここで一発「海猿」を書いたコネを活かして、流したんだよ(笑)。
この流出ビデオは
の壮大な予告。
もっとも大森望さんのいうように、水嶋ヒロの陰謀というのも捨てきれない。
「社会派」と「命」の部分が、尖閣諸島ビデオ流出に絡んでいるとか?
いかんなー、頭の中が虚構新聞とかbogusnewsになっている。
↑
でもこの思いつきで両者には勝ったか?
とか何とか言っていたら、本当に宣伝になり始めている!
ishikitokihiko (一色登希彦)
陰謀説の渦中の佐藤秀峰の電書サイト「漫画onWeb」はこちら♡→ http://bit.ly/cXw0w2 RT @S_Nakatsu: みんな頭悪すぎる! 尖閣衝突ビデオの流出は、佐藤秀峰の陰謀だよ! 「自分が放流した海猿原稿にもっと注目を集める!」 これを狙ってるんだよ。
まったくネットは生き馬の目を抜くやつらばかりだぜ!
バリバリ仕事中です!
さて、ブログネタとしてとても面白いのは、政治ブログとしていつも面白く読んでいる「雪斎の随想録 とある政治学徒の戯言 part.Ⅱ」の人が、井上純弌さんの『中国嫁』を読んだというあたりだろうか?
最近、興味深いサイトを見つけた。
「中国嫁日記」 という漫画家のサイトである。
このサイトに寄せられるコメントを観れば、日本人は、まだまだ、「平衡感覚」を働かせている。結構なことである。
http://sessai.cocolog-nifty.com/blog/2010/10/post-fed0.html
雪斎こと櫻田淳氏は、何度かこのブログでも取り上げたけれども、保守派政治家論客として幾つもの興味深い本を執筆されており、その経歴から個人的に「実在するオーベルシュタイン」と個人的に思っている。と同時に本人にもそのことが伝わっていたりする。……いや、一度ブログ読まれてしまってね(笑)。
ご本人的には「ネットで調べたり、周りの銀河英雄伝説を読んだ人に聞いたけど、良く解らん」とコメントされてしまったような記憶があるが、オタク業界界隈やはてなリベラル系オタクの間で多少の話題になったりしていた。
そんな櫻田氏が、井上純弌こと希有馬屋さんの『中国嫁』を好意的に読んでいるあたり、なんとも言えぬ味わいがある。
《オーベルシュタイン》 meets 『中国嫁』
とか
オーベルシュタインの犬
とかなんかこー、いろんなものが頭をよぎる。
『中国嫁』は、書籍化企画が進行しているそうなのだが、その際には下手に左派系の論客に推薦文を書いてもらうよりも、保守系の櫻田淳=雪斎氏に帯に推薦文を書いてもらうほうが注目を浴びそうなので、このことを強く進言したいと思う。
一応、生存報告を。大量に書きたいことは色々あるのだけれども駆け足で。
さて深町秋生さんの新作「ダブル」はすごい傑作。作家としてメルクマールになる一作であるのは間違いない。
帯文句「クリックひとつで戦闘準備完了」
しばらく書店のミリタリー関連の足を運んでいなかったら、7月末にP・W・シンガーの新刊が出ていました。
しまった、20日間ほど買い遅れた!
P・W・シンガーといえば、「戦争請負会社」「こども兵の戦争」を書いたノンフィクションライター。こういう書き方をしてしまうとより分かりやすいけれども、近年の「メタルギアソリッド」や「虐殺器官」の最大の元ネタ。
必読! ちょっと今晩は読めないかと思うけど。